変わらないきみ。 ページ6
Walking with you 10の『第二の家族』の続編
｢二宮せんせ〜！｣
2年生になった西畑のクラスの副任になった僕。
12月に入ったばかりの今日、沖縄修学旅行の引率になった。
嬉しそうな顔して後ろに乗る僕を見つめる西畑。
飛行機が少しトラウマだった僕は内心緊張していたんだけど、その柔らかい笑顔で緊張が解けた。
｢はいはいわかったから(笑)｣
彼につられ笑いながら応答する。
ピコンっ
『着いたら連絡しろよ？』
『お土産は美味しいお酒がいいな〜』
『お酒よろしく！』
すると、携帯を機内モードにしていなかったみたいで、通知音が機内に響く。
周りに謝りながらメッセージを確認すると、束縛激しい系彼氏っぽい内容を送ってくる翔と、お酒をねだる未華子と姉。
｢はぁ、、｣
機内モードにし、返信してない状態で画面を閉じる。
｢二宮せんせ、？｣
空の旅が始まって数分。
少し不快な感覚に襲われ、目を閉じていると、前方から声がかかる。
｢ん？｣
｢だいじょぶですか？｣
｢あぁっ、、ちょっと高いとこ怖くてね、、(汗)｣
実は気胸が再発するのではないかと怯えてる。
高いところなんて全然平気だし、もはや高いとも感じないくらい高い位置にいれば尚更何も感じないし、平気だ。
けど、気胸のことを思い出すとどうしても身体が震えちゃう。
心做しか少し息苦しいし、血圧が低下してきた感がある。
｢へぇ、二宮せんせ、高いところ無理なんですね！？高いとこにいること忘れられるやうに何かお話しません？｣
ごめんだけど、今は余裕がなくて喋ってられそうにない。
そう言おうか迷ってると、
｢前向きなさいよ(笑)3泊4日もあるんだから今のうち寝溜めしておきなさい！｣
隣の風間せんせーが助け舟を出してくれる。
｢はーい、、。｣
拗ねた顔で前を向いた西畑。
一方、隣の風間せんせーは、｢水分とって｣、｢糖分とって｣と四次元ポケットからたくさんの道具を召喚させる。
もう子供じゃない。
大人。
子供たちの安全を守る立場にいるのだからしっかりしないと。
そういう思いで、それを受け取り、身体にチャージしていった。
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賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» 私もそろっと卍だしてこようかと思ってて!!!!!桜の季節を感じられるようなお話を12の方に書いてみました！良かったら読んでやってください！ (2023年3月16日 22時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - もうすぐ桜の季節ですね。花咲荘にも笑顔の花がどんどん咲きますように！卍くんも来ないかなぁ〜。ありがとうございました💛 (2023年3月16日 19時) (レス) @page50 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - こうるさん» こんばんは！それはそれは良かったです🥲こうるさんが眠れるようにまたあったかいお話が書けたらなと思ってます！これからもどうぞよろしくお願いします🙇🏻♀️ (2023年3月16日 2時) (レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
こうる(プロフ) - 今実は眠れなくて不安だったのですが、あたたかいお話にほっこりさせていただきました。ありがとうございます。これからも応援しています！！ (2023年3月16日 2時) (レス) @page50 id: 9b5a4b5516 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - zawamiyaさん» ご愛読ありがとうございます！嬉しさで胸がいっぱいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月10日 21時) (レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2023年1月9日 4時
