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｢和くん！｣
ドアを開け、一目散に彼の胸に飛び込む。
｢なにっ、、｣
焦ったような声と、徐々に上がってく体温。
この人、照れてる。笑
｢今度の授業公開日、、11月だから。今度はみんなで来てね｣
面と向かって言えないから、抱きついたままそう言う。
｢え、いいの？｣
｢もちろん｣
これが我が家流の仲直りの仕方。
和くんの体温は上がり続けて、僕は汗をかき始める。
｢これは普通に熱出てきたんじゃないの？｣
見兼ねた雄くんが僕を引き剥がし、乱れた布団優しく直す。
｢あのふたり、ほんとに仲良くなったよね。｣
雄くんが誰も寄せつけないようにするもんだから、ベッドの脇に立ち尽くすばかりの僕。
そしたら後ろから小さな声が聞こえてきて。
｢涼介、部活は？｣
｢やっぱり、心配でさ、抜け出してきた。
ていうか、双子さんたち仲が修復して良かったよね。今日のところはそんな寂しい顔しないでさ？2人の成長見守ろ？｣
｢そ、そうだね。｣
妙に大人びてる三男にそう言われ、病室の隅っこで、お兄さん組を見守る事にした。
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賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます🥺 (2023年2月10日 21時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - こういう話、私も弱いんです( ；∀；)。和くんが生きてて良かったです。ありがとうございました。 (2023年1月4日 18時) (レス) @page35 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» こちらこそご愛読ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！リクエストなども絶賛募集中なので是非！ (2022年12月28日 23時) (レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ありがとうございました。キミがいた3週間シリーズが好きなので嬉しかったです。 (2022年12月27日 18時) (レス) @page7 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年12月25日 22時
