Walking with you 3 (ページ26)

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みしっ、みしっ、みしっ

ある夜、布団に入り、ウトウトしていると、部屋のドアがゆっくりと開き、誰かが部屋を散策している。

しばらくすると、近くでみしみしと音を立て、そこに留まるものがいて、恐る恐る目を開く。

すると、、ちっこい黒い影が。

暗闇の中、目を凝らしてそれを見つめると、、

綺麗な頭のシルエットが。

酷い寝癖がつくくせっ毛の潤ではない事は確か。

そして、この華奢さからすると、、もうあいつしか残っていない。

和だ。

普段、大人っぽい和が、こんな幼稚なことを思いつくはずがないし、、もしや、俺が夜な夜なヒゲダンスを踊りに行ってたのバレてた？

そう考えると恥ずかしすぎて、和に顔向けできない。

だから、和が部屋を去るまでは寝たフリをしよう。と、なるべく動かないよう、布団の中でじっとする。

そうしてから数分後、踊りがピタッと止み、ぺたぺたとこちらへ近付いてくる足音が。

布団がガバッと剥がされ、隣にちっこい体が潜り込んでくる。

そして布団がパフっと体にかかり、隣に潜り込んできたちっこい体が俺の体にまとわりつく。