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普段、映すことのないスペース。
そこには簡易なキッチンや、数人分のデスク、ベッド、1台の大きなテレビとソファが置かれていて、ふつーに暮らしていけるレベルの部屋となっている。
そんなところに俺は連れられ、そこのベッドに座らされる。
｢だいじょぶ？胸、痛いの？｣
普段、ふざけまくりの二宮くんとは違い、真剣に見つめてくる。
その真剣な優しさが痛いほど嬉しくて、更に胸が痛む。
思えば、帰りの車の中も、マネージャーさんから注意の言葉を聞かされるばかりで、最近は優しい言葉をかけてもらってなかったな。って気付く。
それを思い出せば、胸の痛みも増すばかりで、ついには堪えていた涙が、ポツポツと溢れて落ちてくる。
｢泣くほど痛い？だいじょぶ？｣
それにまた二宮くんは反応し、声をかけてくれて。
そろそろ答えないと申し訳ないと思い、震える声で、だいじょぶだということを伝える。
｢じゃ、体調は悪くないのね？胸も、心臓が痛いとかそーゆーのじゃないのね？｣
｢はい、、っ、、っ、、、｣
｢とりあえず体調悪くなくて良かったー、、、。
まぁでも、泣くほど心が辛いなら、後に体調も崩しちゃうかもな。……とりあえず飯食って、体調悪くなるの防ご？｣
泣き止まない俺の背中を強めに叩き、パワーをくれる二宮くん。
｢Mる？それとも他のとこのやつにする？｣
その後はいつものように接するのを心がけてるのか、甘い言葉は発さなくなった二宮くん。
それが彼なりの優しさってことには前から気付いてるから、甘ったるくない二宮くんに対して、不快に思うなんてことはまず無いし、気を遣われてることに嬉しささえ感じる。
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賞味期限(プロフ) - ごてんさん» コメントを頂いてたの、今気付きました🙏🏻リクエスト絶賛募集中なので大歓迎ですよ！早速書かせて頂きますね！ (2022年11月1日 17時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ごてん - このシリーズや他のシリーズも楽しく拝見させていただいてます。リクエスト募集なしだったら申し訳ないですが、嵐メンバーが出てくるお話がみたいな〜なんて思ってます。 (2022年10月10日 0時) (レス) id: bc183357d8 (このIDを非表示/違反報告)
賞味期限(プロフ) - しほほんさん» 大変長らくお待たせいたしました！ (2022年10月9日 22時) (レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
しほほん(プロフ) - 更新待ってます (2022年9月6日 17時) (レス) id: 712931ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年8月23日 21時
