皆から愛される鬼殺隊員【鬼滅の刃】

拾伍 ページ19

鬼side

斬られた！斬られた！

あんな餓鬼に俺の頸が！！

゛貴方は何故鬼になった？゛

俺は…そうだ俺はあの子に、思い出してほしかっんだ

奏音に


俺は付き合ってる子がいる

一目惚れだったんだ

さり気なく喋りかけてそれから仲良くなった

思いきって告白したらあの子も俺の事が好きだと言ってくれた

嬉しくて嬉しくて堪らなかった

幸せな日々が続いて婚約も約束した

それなのに

父「大変だ！！奏音ちゃんが階段から落ちて強く頭を打ったんだ！！！そのせいで記憶を失くしたんだ！！」

俺はショックで呆然としていた

奏音にあってみると

奏「貴方は誰？」

泣きたくなった。心の底から叫びたかった

それでも我慢した

それから俺は奏音に話した

俺の事を思い出して欲しくて

でも無理だった

その時無惨様に会って鬼にして貰った

鬼舞「鬼になれば記憶が戻るかもしれないぞ」

無惨様がそう言ってくれたから

でも俺は自我を失い奏音をこの手で殺してしまった

守ると決めたのに

俺は最低だ

もう奏音に会わす顔がない

ごめんな奏音、ごめんなさい

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