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日は過ぎる。
先輩が空き教室に来なくなって1ヶ月。
おれは無意識に校舎内で先輩を探すようになった。
嵐「今日も来てないな」
迅「そうだね」
先輩に会う前に戻ったみたいで、どこか、何か、
気持ちが悪かった。
「ガカ〜」
さらに半月経った頃。
いつもは誰も来ないのに、今日は誰かが来た。
嵐「迅」
迅「……先生だ」
幸い、今日はおれ達はそんな気分じゃなくて、先輩が来るか待っていただけだった。
ガカとは誰だろう。
おれは嵐山に視線で訊ねるが、嵐山も知らないようで、かぶりを振った。
「ガカ〜、いないのかー？」
太「あ、森センじゃん」
「太刀川、ガカ知らないか？今日は来てるはずなんだが…」
太「あ？Aなら教室で居眠りしてたぞ」
「珍しいな、ガカが教室にいるなんて。」
普段ここにいるという事は先輩のことだろうか？
教室にいる？
なんだ、来てたのか。
どうしてここに来ない…？
嵐「ん、じん、…迅！！」
迅「えっ、あぁ、ごめん。」
嵐山に揺さぶられ意識を戻す。
おれは今、何を
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作者名：か め。 | 作成日時：2021年6月22日 0時
