ちょいとピュアな彼女ちゃん

目撃（乱太郎sid） ページ6

見てしまった…。


五年い組尾浜勘右衛門先輩と、五年ろ組伊賀崎A先輩が一緒にいるところを。


五年生長屋に用があって通り…とんでもない物を見てしまった。


乱太郎「…伊賀崎先輩は確か、竹谷八左ヱ門先輩とお付き合いなさってるはず…」


２人は学園でも有名なカップルだからは組でも知っている。


乱太郎「ひぇ〜！あ、、、頭ポンポンしちゃったよ…どうなってるの？」


尾浜先輩がA先輩の頭を撫でると、撫でられた本人は物凄く柔らかい表情で笑っていた。


なんだか、２人の空気感が…お花畑だ。


乱太郎「あっ！並んで歩き出した！」


２人は並んで歩き出すと、笑い合いながら食堂の方へと向かって行った。


乱太郎「…竹谷先輩に知らせよう！」


そう思って踏み出すがちょっと止まる。


乱太郎「もし私が言って喧嘩でも始めたら…あわわわわ」


とりあえずきり丸とシンベヱに相談しようと部屋に戻った。


ーーーー部屋にてーーーー


きり丸「大スクープだなそりゃ…」


福富「ズバリ！浮気じゃないの？」


２人に話すとそういう答えが返ってきた。


乱太郎「でも、、、A先輩が浮気するとは思えない」


きり丸「俺もそう思う…だって相手は竹谷先輩だぜ？あの２人、いっつも仲良しじゃんか」


きり丸の言う通りだ。毎日仲良しの２人が、離別することなんか、むしろ喧嘩すらしない。


福富「、、、竹谷先輩には知らせたの？」


乱太郎「ううん、まだ…このことで喧嘩でもしちゃったらどうしようかと思って…」


(乱太郎の想像)↓


竹谷「なんで浮気したんだよ！！」


『はぁ！？浮気じゃないんだけど！！』


竹谷「もういいぜ！勘右衛門のところに行っちまえ！！」


『分かったわよ！文句なしよ！！』


(終了)


きり丸「いや、それな流石にないでしょ」


福富「とりあえず、竹谷先輩に知らせよう！」


いちかばちかで、知らせる事になった。


【喧嘩しないでくださいね、お二人共】

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