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初心 ページ3

竹谷「おい!なにするんだよ!」


『なにって、、、あんたなんかに私の気持ちなんか分かるはずない!!!』


今思うと、意味の分からないことを言っていたと思う。


私はそのまま走り出すと、裏裏山の土手に座り込んだ。


《ニャー……》


『あっ、ごめんね…はい』


白猫を降ろすと、私は池に向かって大声で叫んだ。


『なんで私がくノ一になれないなんて言われなきゃなんないんだよー!!!!!!!
独りぼっちなんてもう嫌だあああああ!!!!!!!』


池に声が反響して響き渡る。


『女だからって!!!女だからなによおおおお!!!!
女が強くなっちゃ!!くノ一になっちゃいけないんですかああああああああ!?!?!?!
そんなこと言うなら!!!女の子に謝れえええええええ!!!!!!!!!!』


叫べる限り叫んだ私は、次はボロボロと涙を流した。白猫が私の足にすり寄ってくる。


竹谷「お前は、お前なりに頑張ってきたんだな」


突然声がして後ろを振り向くと、そこには八左ヱ門が立っていた。


そこでなぜか私は今まで溜めてきたストレスというものをすべて八左ヱ門にぶつけた。


理不尽なことも言ったりした。


そしていつの間にか仲良くなって…恋に落ちて…四年生の時に、告白されて付き合い始めた。


私と八左ヱ門の出会いは…独特だった。


食堂のおばちゃん「あら?どうかしたの?」


昔のことを考えててボーとしてたからなのか食堂のおばちゃんに心配された。


『いえ!ご馳走様でした!』


とりあえず勘右衛門をギロリとひと睨みしてから部屋に戻った。


竹谷「おお!お帰り!」


『っ!?/////////』


襖を開けると…なぜか恥ずかしくなった。


昔を思い出して初心に戻ったのか?


竹谷「?どうした?」


固まったままでいると、八左ヱ門は私に近づいて、顔を覗いた。


ヤバい、鼻血出る。


『ち、、、近い///////』


竹谷「なに言ってんだよいつもこれ以上のことS」((バキッ!!


とりあえず黙らせといた。

冗談→←出会い方



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綾部の妹 - お気に入り登録してくださってありがとうございます!! (2022年5月28日 7時) (レス) @page3 id: 01315f26bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾部の妹 | 作成日時:2022年5月24日 22時

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