第111話｢姫の探し物｣ ページ13
島之内｢姫乃アヤメ...
本当にアナタが〃姫〃なのですか！？｣
島之内の問いにアヤメは答えず
上へ駆け上り、柵に降り立つが飛んで
ハルヤ達の方へ降りた。
ｱﾔﾒ？｢アナタはもう、分かってるわよね？｣
そう言って彼女は手を出す。
するとハルヤは跪く
ﾊﾙﾔ｢勿論です、姫。
ようやくお認めになったのですか。｣
そして差し出されたアヤメの手を取った。
その光景を島之内はじっと見つめていた。
ﾊﾙﾔ｢...さぁ、姫。どうぞご命令を。｣
アヤメは微笑む。
ｱﾔﾒ？｢フフ、可愛い子...でも残念。｣
アヤメはハルヤから手を離す
その時に〃糸のようなもの〃が
アヤメの手から出ていた。
ｱﾔﾒ｢すぐにまた人間の姫乃アヤメに
戻らなきゃいけないの。
姫として存在し続けるには
まだ力が足りないみたい。｣
するとハルヤが立ち上がり、答える。
ﾊﾙﾔ｢心得ております。
〃妖聖剣〃...ですね。
5つの妖聖剣が揃えなければ姫は真の力を
覚醒させることが出来ない。｣
しかしアヤメはハルヤの予想外の事を言う。
ｱﾔﾒ？｢妖聖剣...ね。
まぁ、それもあるけど。｣
そう言ってハルヤに近づくアヤメ。
ｱﾔﾒ？｢今私が欲しい物はね...〃男〃よ。｣
ハルヤは困惑する。
ﾊﾙﾔ｢〃男〃...？｣
ｱﾔﾒ？｢力を蓄えるには美しい男が必要なの。
...フフ、でも安心して。
私に必要なのは〃人間の男〃だから。｣
ﾊﾙﾔ｢人間の...？｣
ｱﾔﾒ？｢そう、ずーっと前から探し続けている
〃伝説の男〃...彼こそが
力を取り戻す為に必要な存在なの。｣
アヤメがそう言うとハルヤはまた跪く。
ﾊﾙﾔ｢必ずや探し出します。｣
ｱﾔﾒ？｢嗚呼...あと、私は
まだ探していた者がいたの。｣
ﾊﾙﾔ｢...それは？｣
ｱﾔﾒ？｢〃神と姫〃...〃蒾様と黒咲姫〃よ。
ま、でもあの2人はもう見つけたわ。
〃奏風メイ〃と〃時宮クロサ〃...彼女達が
〃神と姫〃の生まれ変わりなの。
...あら？｣
アヤメがふと視線を横に向ける。
ハルヤと島之内も釣られて見る。
その方向には
空中を浮かんでる時宮クロサの姿があった。
島之内｢時宮クロサ...！？｣
ｱﾔﾒ？｢フフ、どうやら
〃目覚めかけてる〃ようね。｣
クロサからは
禍々しいどす黒い〃何か〃が身体から出ている。
クロサはアヤメ達の方を向く。
赤黒く十字架の紋章が浮かぶ目が輝いていた。
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ちか - メイ姉！！八段試験合格したよ！ あと、最近進撃の巨人にハマってるんだ！！もししってたら、好きなキャラ教えてね！！ (2019年5月3日 19時) (
レス) id: 61ed5c543e (このIDを非表示/違反報告)
ちか - 萌衣*星衣兎さん» やっほー！！ 返信できなくてごめんね！ メニエール病って言うめまいが止まらない病気にかかったり、テスト期間で遅くなっちゃった。 (2019年2月19日 19時) (レス) id: 61ed5c543e (このIDを非表示/違反報告)
萌衣*星衣兎(プロフ) - ちかさん» お疲れ様ー！！ (2019年1月9日 20時) (レス) id: beaa32baff (このIDを非表示/違反報告)
ちか - ういー！！ やっとテストが終わったー！！ (2019年1月9日 16時) (レス) id: 61ed5c543e (このIDを非表示/違反報告)
萌衣*星衣兎(プロフ) - ちかさん» あけおめ☆こちらこそ今年もよろしくー！！ (2019年1月4日 19時) (レス) id: beaa32baff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時宮クロサ&萌衣*星衣兎 x他1人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2018年8月26日 15時
