夢を見るお姫様 (ページ4)

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𝟏. ページ4

6時ピッタリ

カランカラン、、

ハウスの朝は鐘の音で始まる

ｴ「みんな起きて〜朝ごはん遅れるよ〜！」

『ん〜』

ハウスでの暮らしも10年

「待て待てーい」

「待た〜ん」

「コラ！遊んでないで支度しな！」

『ふふ、』

「エマ靴履けな〜い」
ワァァァン
「A紐結べな〜い」

「A髪結べないよぉ〜」

『順番だから少し待ってね』

ｴ「今行く！泣かないで〜」

気づけば最年長

「「おはようエマ、A」」

『おはようドン、コニー、リトルバニーも』

ｴ「おはよう！」
ドタドタドタ
『エマったら朝から元気なんだから笑』

ｴ「よし間に合った！」

今は39人兄弟

性格も年齢も肌の色もさまざま

私たちに血の繋がりはない

でも

ｴ「ほっはよ〜」

『ｸｽ』

ｴ「レイ！ノーマン！」

ﾉ「おはようエマ、A」

ﾚ「ほっはよ〜エマAもおはよう」

ｴ「！！！」

『おはよう2人とも』

ﾉ「元気だねぇまだ朝ごはん前なのに」

ﾚ「お前歳いくつだ？5歳？」

ｴ「3人と同じ11歳！」

ｴ「レイの意地悪〜」

「『ｸｽ』」

ｴ「Aとママまで〜」

ｲ「エマAこっち手伝って」

『分かった〜』

ｴ「ママぁ〜入口からやり直す〜」

ｲ「どうして？私は好きよエマのそうゆうところ」

ｴ「中身が5歳のところ!?」

ｲ「家族みんなをとても大切に思ってるところ」

ｴ「ありがとう、」

『ﾌﾌ、、私は中身が5歳でも好きよ？』

ｴ「A〜」
ｷﾞｭｳ〜
『ｸｽｸｽ』

でも大好き

大好きなママ大好きなみんな

血の繋がりがなくても大切な家族

ハウスは私の、、みんなの家だった