反日？そんなの知ってる‥

#22 ページ22

看護師「ここがテヒョンさんの病室よ」




私はドキドキしながらドアを開けた




ガチャッ‥





私がドアを開けて見えたのは





ハオンとテヒョン‥





どうして‥ハオンがいるの？




どうしてテヒョンと笑い合ってるの？





どうして私は何も言えないの？





TH「あの‥誰ですか？」




まるで私なんていなかったかのように言うテヒョン




『私は‥ ハオン「テヒョン！お菓子あるよー」






名前を言おうとしたらハオンが邪魔してきた





ハオン「テヒョン！私、この子とお喋りしてくるから待っといて！」




そう言ってハオンは私の腕を無理矢理引っ張りトイレに連れてく





ハオン「ねぇ‥私の名前わかる？」




『うん。ハオン』





ハオン「へぇ‥あなたは記憶あるのね〜"屋上から落ちたのに"‥」





『！？なんであんたがそんな事知ってるの！？』




ハオン「だって‥見てたから」




『‥！？‥』




ハオン「テヒョンは私のものになったの。あなたが意識が失っている間にね」





『テヒョンはあんたのものじゃない！』




ハオン「それはどうかな？wテヒョンには私が親友って言ってあるから味方は私だけって言ってある。」




とても楽しそうに話すハオン‥その顔がとてつもなく憎かった






ハオン「あ！そうえば、テヒョンの親が亡くなった理由を日本人に殺されたって言ってあるから、あなたのこと嫌いかもw」





笑いながら言うハオン‥





私は心の底からハオンを潰したいと思った





TH「ハオーン！どこ？」





私ではなくハオンを探しているテヒョン




ハオン「あ！テヒョンが呼んでる❤行かなきゃ！バイバイ日本人！」





ハオンと私がトイレから出てくると




テヒョンがハオンに抱きついた





TH「もう！俺から離れないでよ！ハオン！」





テヒョンの目には私が写っていない‥





あの頃の笑顔だって‥もう全てハオンのもの





認めたくなくても目に入ってくる光景‥





悔しいよ‥悔しい‥






目から暖かいものが流れてくる




あぁ‥私‥泣いてるんだ‥









なんでこんなに‥苦しんだろ‥

#23→←#21

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す