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全員がご飯を食べ終わり、各々飲み物を用意し、一つのテーブルを囲む。
岩本「佐久間？話絶対聞くから躓いても泣いてもいいからきちんと全て伝えて」
佐久間「今日…さ…阿部ちゃんから…Aが倒れたって聞いて…阿部ちゃん仕事だったから…俺が病院…っ…グズっ…いっ、いったのね…？」
岩本「うん、佐久間がAのこと、迎えに行ってくれたんだね」
佐久間「グズっ…そ…したら…せんせっ…が…
脳腫瘍って…グズっ…オペか…化学療法…って…
頭痛いのも…意識失ったのも…それが原因って…」
佐久間は泣きながら話し終える。
目黒はもう大号泣。
ほとんどみんなが、口を閉じ俯く。
俺もどうしたらいいかと、頭を抱える
この空気…重い空気を変えたのは…
渡辺「ふーん、そうなんだ…」
渡辺だった。
目黒「しょ、しょっぴー？」
渡辺「ん？なに？」
普段と変わらない雰囲気。
何でそんな冷静なの…？
岩本「翔太何でそんな冷静なの？」
佐久間「悲しくないのっ？」
深澤「怖い病気なんだよ…っ」
俺を筆頭に話し始めるメンバー。
フッと短く息を吐いた渡辺は言った。
渡辺「あのさ、1番怖い思いしてるのって誰？Aじゃないの？急に倒れて、頭痛くて…辛い思いしてるのってAじゃん。辛くないわけないよ。突然化学療法とかオペとか言われてさ。怖いに決まってんじゃん。
けど、俺らは変わらず支えるべきなんじゃねーの？
じゃあ、聞くけどさ？例えば俺とかが、痔になったらどうする？そうやってメソメソ泣いてんの？
病気に大きいも小さいもない。訳もわからず発作になったり、辛い治療させられるAを思うと泣いてられない。
だって俺らが泣いてもAの病気治んないし…俺は今まで通り普通に接する。
出来ないことは手伝うし、痛い思いしてるなら寄り添う。俺らが泣いて何も変わらないんだから、受け入れるしか無くない？」
あまりの強気な発言に全員が固まる。
岩本「何か…ごめん」
渡辺「謝る必要って別にないんじゃん？悲しいなら泣けばいい。ただ、Aの前で絶対に泣くな…。
泣くのは…治った時だけ…。
俺は治るって分かってるし、治る未来しか見えてないから」
なんて言ったところでAが和室から出てきた。
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Da cchi(プロフ) - kazu48さん» お読みくださいまして、ありがとうございます。返事遅くなり申し訳ありません。医学部に行くまでから、合格、そしてその後を書いているので、期間的にはあっているはずです。書き方で誤解させてしまい申し訳ありません。今後もお楽しみいただければ幸いです (11月3日 2時) (
レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
kazu48(プロフ) - おはようございます(*・∀・*)ノ楽しく読ませて貰っています。そして何度も読んでます。あの一言言いたいんですが、医師免許は、…4年では、取れないです。6年間大学、そして大学病院研修しないと医師免許試験受けれないとだと思いますが… (10月28日 6時) (レス) @page25 id: 00fd7e8319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Da cchi | 作成日時：2023年10月26日 23時
