目黒の涙 ページ46
「ありがとうございました、お疲れ様でした」
そういつものように声をかけ渡辺、佐久間、宮舘は雑談をしながら。阿部は眠ってしまったAを抱きながら皆で、楽屋に戻っていた時、俺は浮かない表情の目黒が目に止まる
「目黒…？」と聞けば「え…、あっ、はい…」
と、短い返事が返ってくる。
岩本「皆さ、帰る準備して楽屋で待ってて？俺コーヒー買ったらすぐ行くから。目黒、コーヒー買うの付き合って」
と、メンバーの元から目黒を離させ、みんなに「頼んだ」と言う意味を込めてコクッと俺は頷いた。
自動販売機について、すぐにコーヒーを２本買い
そばにあったベンチに二人並んで座る
身長180センチ超えの俺たちには、少し窮屈に感じたけど…今はそれで良かった。目黒の変化にすぐに気づけるからね
岩本「めめさ、今思ってる事言ってみ？」
目黒「Aが、辛そうなのに…無理させたかなって…」
鼻を鳴らす目黒の瞳には嘘が感じられる
いや、実際には…事実なんだろうけど…それ以外にもある
そんな気がする
岩本「うん…。他にもあるんじゃない？」
目黒「えっと…皆がどこいったか…見れなかった」
岩本「それは、録画見たらいいじゃん。
他には？」
目黒は顔を伏せて考え込む。きっと、一つどうしても言いたいことが、なかなか言えないんだろう…
岩本「目黒さ、今一番言いたい事言えてないでしょ？
大丈夫だから、言ってみ？楽になる
それに、俺しかいないから…リーダーじゃん俺…
目黒の抱え込んでる事言ってみ？大丈夫だから…
頼っていいから」
俺がたった一言そう言うと目黒は真っ赤な目で俺を見てきた
そして、涙を流しながら
目黒「収録…生放送なのに…最後までいれませんでした」
って、小さく小さく、つぶやいた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 803人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めめloveるるー - おおぉひーくん「ククククククッ」おおぉww (4月23日 16時) (
レス) @page33 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - れもんさん» お返事遅くなり申し訳ありません。発達障害設定はしてなかったんですが…身内で5歳まで哺乳瓶使ってる子いたので、それが普通と思ってました。教えてくださって、ありがとうございます。今後に活かさせていただきます (2月2日 21時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - のほほんと読ませてもらってます。えっと作者様はお若いと思うのでご存知ないのかな？と思うのですが、3歳くらいのだいたいの子供は哺乳瓶は卒業していますよ。ですので、トップに注釈(例えば少し発達障害ありとか)を入れたらどうでしょうか？ (2月2日 17時) (レス) id: 6b493e7491 (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - ななさん» お読みくださり、ありがとうございます。えっと、呼び捨てってのは…どのあたりのことでしょうか…？ (9月13日 16時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ほのぼのと読ませていただいてます。ただ、めめはメンバーを呼び捨てにしてないので、話が入ってこなくて(^^; (9月7日 2時) (レス) id: fe6d3bfe45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Da cchi | 作成日時：2023年5月10日 23時
