めめの妹

ゲーム ページ7

深い眠りについて１時間ほどして
メンバーが戻ってくる。

横向きになって爆睡しているAと、寝かしつけながらウトウトしている俺を見て佐久間が

「めめ、寝そうじゃん。旅のルール覚えてる？」

なんて、甲高い声で言うもんだから…

「うええええええーーーん」

と、大泣きして目を覚ました。


まずいっ、起きる前にトイレ行っておいたら良かった…

起こした佐久間の事はそっちのけで、俺はトイレを我慢していた。

そんな時に頼りになるのが今日甘々な渡辺

渡辺「おはよー。抱っこしよ」

と、俺が見えないように背で隠しAを抱き上げてくれる。Aもぺったりと、くっつき再びウトウトする

それを俺が近くで見ていると首でトイレに行っていいと指示を出してくれた。

俺が急いでトイレに行き、戻ってくると
さっきまでウトウトしていたAはいつの間にか
凄く元気になっていて、部屋を走ったりしていた。

なんか…嬉しいような、寂しいような…

そう思っていると、再びスタッフさんが入ってきて
これから、ボードゲームを撮ると言う

Aは、今日はずっと翔太デイ…だな

なんて思っていると俺に気づいてパタパタと走ってきて俺の膝の上にちょこんと、座ってきた。

ああ、可愛い。
今の俺の顔YouTubeで流せる…？
と言うほど、ニヤニヤしていると、メンバーに総ツッコミを受けた。

まあ、いいか。
なんて、思いながら

佐久間「今日は食事の前にボードゲームやりまーす」

という、佐久間の合図でボードゲームが始まった

もちろん、説明は阿部がすることになった。

YouTubeに積極的に参加しているAも楽しめるようにと俺は3枚のカードから、Aもできそうなのを選ぶ。


目黒「じゃあ、今からAが心のこもったプレゼントをあげるから、いるかいらないか言って」

ラウール「いらない」

宮舘「いらない」

向井「いる、欲しい」

深澤「いらない」

と、続く。

目黒「よし、A
康二がいるって答えたから、プレゼント何か教えてあげな？」

そう言うと眠気が飛んだAは大きい声で

「にょーにょー」

と言った。

目黒「まあ、ようは、プレゼントをいると答えたひとは
負け。プレゼントはヘビ」

とAの翻訳をして、無免許トリオのボードゲームを見る。

ラウール「ふっかさん、一緒に幸せになりましょう」

と、ラウール。

最後の持ち手のカードでラウールと深澤が勝利してゲームは結末を迎えた。

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