めめの妹

安心 ページ30

道が混み、集合時間が危うくなり始めスタッフさんに連絡。すると、Aの事もあるからと、時間をずらしてくれたみたいで。俺達は安心した

Aのカバンから、ポカリを取り出し飲ませる

水分摂って脱水にならないようにしないと…。

辛いだろうけど、今できる事をする。

吐けたなら…吐いた方が楽だよな…

可哀想だけど…仕方ない。
口元に袋を当てて、大きく背中が波打ったタイミングで俺は背中をトンッと強く叩く。

その瞬間苦しむ様子もなく嘔吐。


青ざめていた顔色は赤みが戻り、一安心


収録もAの事も、本当に安心した。

これならもう大丈夫だろう…

　
スッキリしたAはスヤスヤ眠っているし…
集合時間は伸びたし、目の前には集合場所の目印が見えて来たから



でも…Aが嘔吐した後、匂いと揺れで酔った人物が1人いた。








渡辺「うわっ」


ファーストリアクションがご飯を食べた時と同じ


　
　

渡辺「ちょっと酔った…」

と、渡辺


換気をしてポカリを渡すとゴクゴク飲み
静かに目を閉じた


あまりひどくなさそうで…安心した



渡辺、Aの車酔いから10分


車は目的地の駐車場に停まり
少し酔った渡辺、完全に酔って眠っているA
Aを抱きながら背中を摩る俺、運転手の佐久間
は先に車から降りさせてもらいスタッフさんの元へと向かった

順番→←ふぅ…？

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