めめの妹５ (ページ9)

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佐久間とお散歩ページ9

テントの場所から歩いて5分ほど。
木や葉っぱが沢山あるところに到着した

佐久間「A、好きな木選んで良いよー。これでね、ご飯炊いたりするんだよー」

そう言いながらAを降ろし、枝などを探させる。

汗を拭きながら一生懸命小さな手で楽しそうに
枝を集めるA。

しばらく探し続け、お昼ご飯の準備の時間帯。

まぁ、薪は販売してあるから、これくらいでいいか。

佐久間「沢山集めたねぇ、これさ舘様たちに見せてあげようか」

と、手を繋ぎながらテントまで戻る。

A「にぃに、おきてる？ねんね？」

佐久間「んー、どうかなぁ。蓮さっきは、ねんねしてたからねぇ。起きてたらいいねぇ」

と、話しながら歩いているとピタッと立ち止まり袖を引っ張ってくるA。そんなAは涙目になっていた。

佐久間「およっ、どったのぉ？」

…「抱っこ」

んー、佐久間困ったなぁ…抱っこかぁ

いや、普段なら良いんだけどさ？
そこそこ木の枝とか、葉っぱとかあるわけよ。

いや、抱けないことは、無いんだけど…
うーん…

佐久間「あ、そうだ。Aさ？おんぶにしない？木沢山あるから、おんぶならできるよ？」

そう言ってしゃがみ込みAを乗せてあげる。木は背中に密着させてれば大丈夫でしょ。

ただ、坂になってるんだよねぇ…
しかたない。可愛いAの為頑張る

薄着をしているのに、汗をかきながら歩く事数分
ようやく自分達のテントまで到着。
戻ってくると、テントは既に完成していて寝ていた皆も起きて、コーヒーなどを飲んでいた。

その状況にAは、早く降ろしてと足をパタパタ

降ろしてあげれば目黒にぎゅーっと、抱きついた。