めめの妹５ (ページ41)

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＊みんなでご飯ページ41

シチューを作っている最中に眠ってしまったA

家までの距離を逆算すると後15分でスタジオを出なきゃいけない。

寒くないように自分が着ていたジャケットをかけてあげて、出来上がったシチューをタッパーに入れご飯も別のタッパーに入れそれをエコバッグの中に。

その後に使った鍋を洗って、ペットボトルのコーヒーを、一口飲む

素早く洗ったりしたものの、時間はスタジオを出る予定の5分後になっていて…

スヤスヤ眠るAを抱き上げスタジオを後にし、タクシーに乗り込む。

佐久間「おかえりー」

リビングから元気な佐久間の声がする。

ラウール「佐久間くん、ご飯運ぶの手伝って」

大きめの声で呼べば苦笑いをしながらご飯を運んでくれる。

そっと、起きないように…起きないように…

Aをソファーで寝かした瞬間…

ぱちっと開く目。

ラウール「あ、おはよう。ごめんね、起きちゃったね」

そう言いながら水分を飲ませていると、家のチャイムが。

佐久間がすぐに玄関に向かい、小さな袋片手に戻ってくる。

何も言わずに、シチューに合いそうなサラダを作ってくれて、気がつけば全員帰宅。

皆で楽しい夕食の時間を過ごす。

その後は各々好きな事をして時間を過ごし、気がつけば夜に。

「よっしゃー」

なんて、大きな佐久間の声が2階からするのを、気にしつつ俺たちはそれぞれの布団に入り、眠りについた。

初めて一緒に作ったシチューは大成功。

楽しい時間、ありがとう