めめの妹５ (ページ35)

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＊お絵描きページ35

画材道具を買って俺とAは公園に向かう。
思ったよりも早く絵画を見終わったから、絵でも書いてもらおう、そう思って。

本当はキャンバスに絵の具…もあるんだけど。やっぱり公園だからね…スケッチブックとクレヨンで我慢をしてもらって

到着した公園は長閑で、平日の昼間ということもありほとんど人は居なかった。

公園に来る途中で買ったおにぎりや飲み物を食べいよいよ2人だけでスケッチ大会

宮舘「A？好きなの書いていいよ？」

さっき買った画材セットからスケッチブックとクレヨンを出してあげて手渡す。

A「なにいろぉ？」

宮舘「ふふっ、何色でもいいんだよ？好きな色で好きなの書いてみな？」

そう言ってあげれば黒色のクレヨンを取り出してご機嫌よく描き始めた。

なんだろう、俺はそこまで絵を描きたいってわけじゃ無かったんだけど…まぁ、書いてみたくなるよね。

スケッチブックから、一枚拝借して俺も絵を描き始める

しばらく無言で2人で絵を描き…

宮舘「えっ？ふふっ。A？それさ…」

A「しょっぴーの、わんわん」

隣で静かに書いてると思えばスケッチブック一面に「いぬたまご」のイラスト

それも、黒だけでは無く…赤や緑、ピンク、黄色、オレンジなど…

もう、ほんとカラフルな「いぬたまご」が…。

って、これ…

宮舘「メンバーカラーだね。ありがとう」

メンバーカラーになっていて、それが嬉しくて俺は頭を優しく撫でる。

真剣に書く表情を正面から撮影し、書いた絵も撮影しそれをグループにメッセージで送る。

しばらくして既読が８になる。

「可愛すぎる」「え、メンバーカラーじゃん」「ええ感じの写真やわ」「俺の絵じゃん」

なんて、それぞれ反応が来る。

その後も絵を書いたり、砂場で遊んだりとしていると佐久間から「仕事終わった」とメッセージが。

公園の場所を送り迎えにきてもらう。

佐久間「お待たせでやんすっ」

宮舘「ごめん、A寝ちゃった…。ありがとうお迎え」

佐久間「全然大丈夫だよー。ありゃ？クレヨンでおててがカラフルだねぇ、、、。舘さん楽しかった？」

宮舘「お陰様で」

そんな会話をして手がカラフルになりながら遊び疲れて寝てしまったAと3人で帰宅。

起こしても起きなかったからそのまま寝かせ、俺との時間は終わりとなった。