めめの妹５ (ページ31)

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＊特別な日だからページ31

プラネタリウムを見て、美味しいご飯を食べに行って久々に妹との楽しい時間を過ごした俺達は帰宅。

A自身、楽しかったのか、それとも寝不足だったのかは分かんないけど…帰り道では爆睡で…。

駐車場に車を停め伸びをしてから、俺はAを抱き上げてリビングに向かった。

宮舘「あ、おかえり。結構早かったね」

目黒「ただいま。プラネタリウムとご飯だけだからかな…って…それって…」

宮舘「あー、恵方巻き。節分はちょっと過ぎたけどさ…なんか、健康だとか、願い叶うって言うでしょ？」

確かに、そんな話は聞いたことある気がする。

目黒「舘さん健康…ですよね？」

なんて、気がつけば敬語で聞いていた。

宮舘「ふふっ、目黒どうしたの？お陰様で健康です。でも、もっと健康になって、Aを楽しませてあげたい。楽しい思い出を、作ってあげたい。そう思ったら恵方巻きしか、ないかな？って。あ、俺達は普通の恵方巻きにしたけど、Aは食べれるか分かんないから一応子供用にしておいた。まぁ、方角とかで…なんとかなると思う」

そう言って笑ってくれる宮舘。

…気がつけば全員リビングに集まっていた

向井「え、恵方巻きやん」

宮舘「えーっと、今年の方角は…あ、こっちか」

皆リビングの方を向いて手を合わせて食べる。たしか、恵方巻きって、喋ったらダメなんだったよね。

A「あのね、さっくん、今日ね？にぃにと、お星様がね？キラキラって」

佐久間「…そうでやんすかっ。よかったでやんすねぇ」

いつもと違う雰囲気を感じ取ったのか、今日の出来事を話すAに小声で答える佐久間。

向井「あー、さっくんー。恵方巻きのときは…」

渡辺「それは康二もだろ」

岩本「っ…てかさ…」

深澤「いやもう、うん…。無理だわ」

キラキラの笑顔で話しながら甘辛い肉の入った子供用の恵方巻きを食べるAと
一言一言がきっかけで一斉に喋り出すメンバー達。

これが、俺たちの普段通りだよね。

半分以上は食べたから…いいか…な？

宮舘「………」

向井「いや、意思つよっ」

阿部「……」

岩本「あ、ちなみに阿部も」

節分という、特別な日。
そして、Aとの時間を作った大切な日

もちろん、いつもながらに、楽しくおしゃべりしながらの食事になった

ー食後ー

『ぎゃあああああああ、にっ…にぃー』

向井「俺やでぇ、なぁA〜」

「「「康二本気じゃん」」」

ガチな青鬼の向井に大泣きしながらも…楽しい1日となった。