めめの妹５ (ページ27)

今日:84 hit、昨日:70 hit、合計:132,605 hit

＊寝起きの涙ページ27

明け方４時。
うぇーーーんという大きな泣き声で全員が目を開ける

目黒「ん…起きたか…おはようA」

A「ない、ここない…ふぇ…」

目黒「な、和室でびっくりしたよねぇ。皆ねAと寝たいって言って寝てる間にここきたんだよ…？あっ…うん。Aちょっとお着替えするよー」

久々の夜泣き、そしてお漏らし…

知らない間に体がしんどいって…なってたんだろうか。寝起きながらにテキパキと動く目黒。

俺はそっと和室を出てホットタオルを用意する。

宮舘「なんか…退行気味かな…？A」

阿部「そんな感じだよねぇ…やっぱ幼稚園とか行ってなくて…ずっと楽屋か家が多いからさ…」

宮舘「だよね…。ホットタオル目黒に渡してくる」

阿部「あ、ありがとう。じゃあ俺洗濯しちゃうね」

なんて声を掛け合う。

しばらくして渡辺に抱っこされてリビングに来るA

阿部「翔太、しばらくお願い〜。和室の布団とか洗ってくるから」

そう言い残し再び和室へ。

宮舘「阿部さ、体拭いてあげたのも一緒に洗濯頼んでいい？」

阿部「もちろん。佐久間さ、冷たい飲み物用意してあげて？」

佐久間「了解したであります」

宮舘「目黒、ここはいいから。ついててあげな」

そう言われ目黒、佐久間はリビングに戻る。

ー目黒蓮ー

お漏らしに夜中…
スヤスヤ寝ていた皆を起こしてしまったのに、皆Aについててあげな？って。

着替えの用意とかタオルの用意もしてくれて、ありがとうの気持ちと申し訳ない気持ちでリビングに行くと背中をトントンされているAと小声で「大丈夫」を繰り返す渡辺がいた。

目黒「A〜。どーしたの。大丈夫だよ」

渡辺「目黒さ…体温計貸して？暑いかも…」

そう言われ2人で宥めながら体温を測る。

目黒「うーん、36.8だから熱はないけど…」

渡辺「だとしたら、寝起きなのと、不安から…かもな」

目黒「だよね…。Aさ？もう一回皆でねんねしよう？で、起きたら、にぃにとお星様見に行こうか」

A「お星さま…夜だけやもん…夜の時間まで…待たれへんもん…」

渡辺「ふははっ、康二の喋り方移ってるやん。A？びっくりすると思うよ？めめなら、お昼にお星様みせてくれるから」

A「ほんま…に…？」

突然の関西弁に驚きつつ…

目黒「ほんとほんと。だから、一回だけ寝よう？Aびっくりすると思うな。佐久間くんジュースくれたから飲んで寝よう」

なんて、寝かしつけようとした。