めめの妹５ (ページ3)

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出発時間…後？！ページ3

んんっーーー。
今何時ぃ…？

眠い目を擦り携帯を見ればまだ5時45分。
うん、まだ寝れる。
7時出発だし、まだ寝れる。

再び携帯の電源を落とす。

ーーーーーーーーーーーーーー

「ぴぃ…ぴ…しょ……
しょっぴーぃーーー」

大声で目が覚める。

渡辺「んんっ…なにぃ」

眠い目を擦ると完全に明るくなってる室内。

と…ラウール。

ラウール「あ、やっと起きた。キャンプ場のチェックインあるからそろそろ行くって」

渡辺「うえっ？！
ラウール…？え、まってまって。今何時？」

1人でテンパってる俺。
隣ではお腹が出た状態で爆睡してるA

ラウール「ん？8時。
寝てるところ悪いんだけど後30分で出たいって。じゃなきゃ道混んじゃうし、テントの場所の確保も必要だって岩本くんが。しょっぴー起きれる？A連れてくから」

そう言われ、完全に目が覚める。

慌ててリビングに行けば準備を終えた全員が各々飲み物を飲み寛いでいた。

渡辺「まって、ほんとごめん。
ちょっ、着替えと日焼け止めだけ…」

岩本「昨日あんま寝てないんでしょ？いいよゆっくりで。まあ、渋滞前には行きたいけど」

渡辺「ほんと、ごめん。すぐ終わらす」
　
そう言って俺は洗面所まで走る。

ほんと、アラームなんでかけなかっ…

いや、昨日からアラームはしてたから。
まさか、止めちゃった？

って、考えてる暇はない。急がないと。

俺にとっては過去一のスピードでスキンケアとセットと着替えを終わらせた。

向井「しょっぴーめっちゃ早いやん。ちゃんと日焼け止めとか出来た？」

渡辺「ん、大丈夫。とりあえず行こ。
準備できたから」

俺たちの行くキャンプ場。
10時に駐車場空いて、テントの場所は早い者勝ちだから…

車に乗っても起きる様子の無いAをそっとチャイルドシートに乗せて車を発進させる。

佐久間「ねぇ、照。ここから2時間くらいなんだよね。
眠かったら途中で交代するよー。昨日珍しくアニメ見ずに寝たから。照寝てないでしょ？あんまり」

岩本「うーん、じゃあ途中サービスエリアで交代してくれると助かる。昨日は、3時間くらい？とか？」

目黒「え…まさか、その時間までA起きてました？すいません…」

深澤「まぁ起きてたし、走ってたし、2時半に阿部ちゃんの部屋行くって言ってたからね。キャンプがよっぽど楽しみだったんでしょ」

なんて、俺たちは声のボリュームに気をつけて普段通りの会話をした。