めめの妹５ (ページ2)

今日:58 hit、昨日:162 hit、合計:132,741 hit

朝日ページ2

ー渡辺翔太ー

ふぁ…眠っ。
岩本は寝れただろうか…
岩本が2階に行ってすぐに深澤はソファーで寝たから、リビングには、俺と宮舘とAの3人…と、スヤスヤ眠る深澤…なんだけど。

ほんと、ずっと起きてんのよ。

渡辺「A寝なきゃ楽しめないぞ…」

走ったり、窓から外を見たりしてるAに声をかけるも「ダメなの、あめ…見るの」

なんて、雨が降らないか見てるって…

阿部の部屋に行きたいって言ったのも、時々阿部の天気予報をニュースで見るからだろうな…なんて

宮舘「多分じゃなくてさ、絶対行き道に寝ちゃうでしょAは。A？起きててもいいんだけど静かにしてるんだよ？目黒も阿部も、皆まだまだ寝てるから」

そう言い聞かせ宮舘は車内で食べるお弁当を作り始める。

ー数時間後ー

宮舘「よし、出来た。楽しいけどやっぱり、10人分だとご飯の量が凄いよね…。って、朝日昇ってるじゃん…。仮眠すると余計にキツくなると思うから車に積み込みしてくるね？翔太はAの着替えとか手伝ってあげて？そこに畳んでおいてあるから」

そう言って宮舘は弁当を作り終えたと思えば、メンバーみんなの荷物などの積み込みに行った。

渡辺「んーもう寝そうにないし、いいか。
A着替えて歯磨きするよ。ほら…そんな心配しなくても今日は雨じゃない。昨日阿部ちゃんも、いい天気になるって言ってたでしょ」

と、話しながら目黒が用意した服に着替えさせる。

話しながら着替えなんて、俺も慣れて来たってか…上達したっていうか…。

阿部「え、A起きてるの？おはよ…」

渡辺「ちょ、阿部ちゃんA少しの間頼む。少し仮眠したい。前にさ？自室キャンプなったでしょ？それから雨降らないかってずっと窓見てんの。で、夜中の2時半から阿部ちゃんの部屋行くって言ってて…。流石にちょっと疲れた」

阿部「うん、いいよ。ごめんね？もっと早く起きれば良かったね。A？おはよ。今日は全国的に晴れるから大丈夫だよ？寝れなくてもいいけど、みんな起きて来るまで一緒に待ってよ。翔太寝るって言ってるから」

阿部がそう言って目線を送ってくれる。

「しょーぴぃー、おやっ…みぃ…」

眠そうにしながらも、Aはおやすみを言ってくる。

渡辺「ふはっ、眠いだろ絶対。もう寝そうじゃん。
阿部ちゃん、やっぱ連れてくわ。一緒に寝かせる。じゃなきゃグズグズなりそうだから」

そう言って俺とAは２階に上がった。