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変わらないとこ ページ4
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風磨「 何笑ってんの、お前。 」
引き気味の顔でそう言った。
「 別にー 」
なんて言いながら、頬杖をついた。
風磨「 今日、あちーな。 」
そう言いながら、窓を全開にして、
わたしにめがけて、風を送ってきた。
「 寒いからやめて 」
冷たく言い放っても、窓は全開のまま。
変わらない。
気分屋なところもいたずらっ子なところも、
歯を見せて笑うところも。
「 風磨は、そのままでいてよね。 」
ぽろっと思ったことを言ってしまった。
風磨「 ふっ、ばかか、お前。
どんどん、かっこよくなってやるよ。笑 」
おちゃらけるとこも変わってない。
「 どーぞ、勝手になってくださーい。 」
風磨「 ちょ、お前、バカにすんなよ? 」
朝よりも、雲が分厚くなって、空との距離が近く感じた。
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作者名:まる | 作成日時:2018年10月21日 0時