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きみとわたしときくち ページ2
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休み時間。
小さかったわたしは、あなたにこう話しかけた。
「 きみ、イケメンだね。 」
って。
覚えてる?
クリクリで大きい目は、より一層大きくしてわたしを捉えていたの。
そんな懐かしい思い出を思い出しながら、
君がいなくなった街を通り、学校へ向かった。
夏が過ぎ秋が迎えに来た。
冷たい風が頬を撫でた。
なぜだか、わたしの心も少しだけ冷えた気がした。
そんな時、
ピコン
バッグの中から、スマホがなった。
きくちはーやーくー
いつだって、君に会いたいと思う時は、
きくちがそばにいた気がする。
「 しょーがないな… 笑 」
1人で少しニヤニヤしながら、
並木道を早足で進んだ。
雲は、空いっぱいに広がっていた。
今日は、曇りかな?
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作者名:まる | 作成日時:2018年10月21日 0時