【刀剣乱舞】幸せを運ぶ不思議な少女【乱藤四郎】

きゅう．修行(前半謝罪あり) ページ32

誤字の指摘、ありがとうございました。
すぐ直しました。
気付けなくて申し訳ないです…

こんな私でもいいなら、是非今後とも宜しくお願いします！


＊＊＊

Aside

友斗「極修行に行く気はないか？」

『…え？』


只今私は、いち兄の隣に座って、鬼ごっこをしている兄弟達を見つめて、膝にいる五虎退の虎を撫でていた。

そんな時、通り掛かった主様がまた隣に座り、こう言ったのだ。

まぁ、それはいいんだよ。

取り合えず、いち兄は本体を納めようか。

と言うか、何処から持ってきたの？


一期「いきなり何を言い出すかと思えば…首を切られたいのですかな？」

友斗「わー、落ち着いてくれ一期！仕舞って！ってかそれどうやって持ってきた？！」


首の目の前に刀を添えながら話すいち兄。

本当にどうやって持ってきたの、内番服だよ、今。

まぁ…そろそろ主様の助けて、の目線が痛いから、落ち着かせようかな。


『いち兄、落ち着いて。自分の主にそういう扱いは良くないよ。お話だけでも聞こう？』

一期「………乱が言うなら…」

友斗「最近、一期が俺の扱いが酷い気がする……」


それはきっと気のせいじゃないよ、主様。

いち兄は静かに刀を納めて、元の姿勢に戻る。


『…それで？主様、いきなりどうしたの？極修行は知ってるし、確かに私も行けるけど…』

友斗「嗚呼。乱はもうカンスト済み。他の短刀や脇差は既に修行に行っている。

基本的は俺は、カンストした刀から修行に行かせる様にしてるんだ。

それで、今カンストしてる刀は、乱しかいないんだ。」


成る程、つまり消去法で私を選んだんだね？

と言うと、絶対いち兄にお覚悟されるので、心の底に仕舞っておく。
ついでに絶対開かない蓋も。

しかしまぁ、修行かぁ。

私もまぁ、カンストしてるし、誘ってくれてるから、行きたいけど…


『私って、修行行ったらどんな服なるのかな？』

「「………」」


お願いだから、二人して無言にならないで。

確かに、私は刀剣女士だから、衣装がどうなるか、全く予想出来ないよ？

演練に行った時に乱藤四郎の極も見た。

けど、それは普通の乱藤四郎の場合。

私は性質も見た目も、あの忌み嫌う物もついている。


『…否、確かに衣装は可愛いけど。私、どうなるの？』


バグって突然行けなくなった、っていうオチも考えられなくもない。

けど、悲しいよ、それ。


友斗「…政府に相談してくる。」

『…うん。ありがとう。』

番外編1．くりすます！→←はち．三日月出ない、つらい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す