支配�� ページ11
男子の試合は、ちょっとだけ怖かった。
タックルが激しい、スライディングが本気、パスもシュートもえげつない。女子ってこと忘れられてる気がしたよ。
そういえば、男子は毎回の授業でMVPを決めているらしく、俺と花沢はMVPを貰った。
俺は1得点3アシスト。花沢は2得点1アシスト。当然っちゃあ当然で、俺らのチームが勝った。
花沢は念動力でシュートを決めていた。ただの回転シュートじゃ通らないかもってくらい、ギュンって曲がったシュートだったけど。
俺は使ってない。技術ってやつだよ、技術。
時間が過ぎるのは早いもので、もう約束の放課後。6限目の数学は、光の速さで終わった気がする。
「花沢、今日どこ行く？」
「秦田はどこ行きたい？」
「んーとりあえずスタバかなー。もちダーリンの奢りで。」
「よし本屋にでも行こうか。」
「どういうことだってばよ。」
その後本当に本屋に行き、俺は小説6冊買った。純文学とかラノベとか、表紙買いってやつだ。
花沢は、よく分からん拳法の入門みたいなヤツ買ってた。習うのか？
「よーし今日は買った買った！ で、次はどこに行く予定で？」
「昨日の公園、でどうだい？」
「･･････へえ、本題に入んのか。ちょっと早くね？」
「昨日からずっと、秦田のことしか考えられないんだ。気になって仕方がない。」
「紛らわしい言い方すんなって、告白かっての。」
「まあ間違いではないよね。」
公園の方へ歩き出した花沢に付いて行く。すると、花沢のケータイに1本の電話が入った。
「ちょっとごめん。＿＿＿＿僕だ。何？ ･･････塩中のやつらが？ 僕は今大事な用事が･･････そう。分かった、行くよ。ああ、うん、黙って待ってろ。」
そう言って電話を切ると、イライラしている表情で言った。
「塩中のやつらが攻めてきたらしい。この間っていうか昨日、君と会った後にも来たのに･･････僕は学校に戻るけど、どうする？」
「塩中っつったら鬼瓦さんだよなー、んじゃあ俺も行く。」
「鬼瓦を知っているのか。とりあえず面倒だし、早く戻ろう。」
「ほい、こっちこっちー。」
花沢の手を引っ張り、路地に入る。そこで有無を言わさずに瞬間移動した。学校までは遠いから、とりあえず近くの公園に。
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Lemonaめろんそーだ。(プロフ) - めっちゃ面白いです！！ (2019年2月5日 22時) (
レス) id: 50d9b31992 (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - のーまさん» ありがとうございます！ 応援ほんと嬉しいです、これからも頑張ります！ (2016年11月3日 9時) (レス) id: b2aa7facf7 (このIDを非表示/違反報告)
のーま - 爪本部大好きなので嬉しいです…！応援してます！！ (2016年11月2日 15時) (レス) id: 6b0f5ffe7d (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - さっちゃんさん» まさかのです、だいぶ昔ですが！はい！ (2016年10月30日 0時) (レス) id: b2aa7facf7 (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - 黒乃栖+眞姫那@虚飾.og66661akasim.liarさん» ありがとうございます！ そう言ってもらえると嬉しいです、更新頑張ります！！ (2016年10月30日 0時) (レス) id: b2aa7facf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるな｡ | 作成日時：2016年9月21日 2時
