ぶろっこりーすぷらうとの幻想

○○hei.U×Kazuma.K* ページ49

お喋りなイメージがあるけど、俺の前では口数が多くないしょーへー。

｢壱馬さん、こっち｣

突然喋ったと思えば、グイッと腕を引かれて大人しく身を任せると、いきなりベッドに倒される。その目はいつものふざけまくっているあいつとはひと味違う男の目で、不覚にもドキッとした。

｢な、何。急すぎるでしょ｣

軽く抵抗してみるものの、優しい口付けを落とされる度にどんどん反応してくる俺の自身。

｢壱馬が綺麗な顔してるのが悪い｣

いつもはさん付けなのに、呼び捨てにされるとびっくりするのにキュンとする。しょーへーの独特な声が俺の耳元を撫でる度、腰がビクビクするのが止まらなくなる。

｢もう抵抗する気、なくなっちゃったでしょ。ここ、すごい元気だね｣

遊ぶように服の上から自身の先端をぐり、と擦られて俺の腰が浮くとしょーへーは楽しそうに笑う。口角の上がったその顔が近づいてきて、唇をパクッと食べられる。

お互いの唇が離れる音がしたと思えばまた吸い寄せられるように合わさって舌でゆっくり歯をなぞられる。

｢やば。もうキスだけでいけそうじゃん｣

｢いけないって、無理｣

嫌だ、と首を振っても唇を合わせられるだけでまたされるがままになってしまう。

｢んっ!?ふ、んぅ、んふ、ぷはっ擦り付けんのやめてっ｣

｢ん？これ？気持ちいでしょ？壱馬も腰動かしたらもっと気持ちよくなれるよ｣

しょーへーが自身どうしを押し付けてゴリゴリと当ててくるから、いくには微妙に足りない快感がもどかしい。ほら、と耳元で囁かれて少しだけ腰を揺らすと予想以上に気持ちよかった。

｢ぁああっきもち、ん、腰止まんなぁっぁこれ、好きぃ、んぁ、ん、はぁ｣

｢えっろ。このままいっちゃいな？｣

｢んっいくぅっいっちゃう、っしょーへっ｣

絶頂の余韻の中で、ズボンを履いたまま果てたから気持ち悪いなと思った。脱がせて、という意味で腰を浮かせるとしょーへーがそれを察して下着ごと全部脱がされる。

｢入れていい？もう我慢できないんだけど｣

ゆっくり頷くと、慣らしていない後ろに捩じ込まれる。痛いはずなのに身体中にキスされるだけで気持ちいいような気がしてくる。

｢んっ動いて…｣

｢痛くないの？大丈夫？｣

｢いいから、早くっ奥まで｣

はぁ、とため息のような息が耳元で吐かれる。それと同時に奥まで感じる圧迫感から逃げようと腰をよじるとしょーへーにガシッと掴まれてさらに奥に当てられてしまう。

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