ぶろっこりーすぷらうとの幻想 (ページ36)

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Natsuki.H×Keito.K* ページ36

｢うー…首痛い｣

盛大に寝違えて朝からずっと首の付け根を揉みまくっている慧人。後ろから肘でツボを押してやると悲鳴のような声を上げて俺にやめろと訴えてきた。

｢あーあ、え。ちしたい｣

思っていたことをそのまま口に出すと案外衝撃的なもので、自分でも赤くなる。慧人一瞬右肩に手を当てたまま固まっていたけどすぐに我に返って俺に言う。

｢ダメですよ、今日僕首痛いんで｣

ちゅ、と口を合わせてから離れていく慧人。離れてしまうのが惜しくてグイッと腕を引くと細い体がいとも容易く飛んでくる。

｢ねー、しよ？｣

とん、と俺のものを当てるとビクッと反応する慧人が可愛くて至る所に口を当てる。

｢はぁっ、する。夏喜くん、｣

甘くなった声が俺を誘うと、限りなくゼロに近かった理性が欠片もなく吹き飛んでいった。

｢こっち。慧人がよく見えるね｣

鏡の前に2人で立って、無理矢理慧人を鏡の中の自分と目を合わせさせるとボッと真っ赤になる。

｢恥ずかし…早く、ベッド行こ？｣

｢ここでしようよ｣

｢やだ。腰痛くなるじゃん｣

｢じゃあ俺が抱っこしてあげるから。腰痛くならないよ、いいよね｣

素早く服を脱がせて、慧人が鏡を見える向きで自身を弄り回す。

｢気持ちいい？｣

｢んっ、そこだけいっぱいやだっ。あ、あ、｣

｢まだいくなって。…よいしょと｣

後ろから慧人の中に俺を入れてM字に足を開かせるように膝裏を支えて持ち上げると、支えきれなかった体重で深くまで俺のが入ってしまうらしく大きく反る慧人。

｢ほら、ちゃんと見てよ。自分のはしたない顔｣

｢やだやだやだっ恥ずかしいっぁぁあ、そこだめっ｣

慧人の左肩に顎を置くと寝違えた右に向くことは出来なくなってしまう。

｢やだぁっ夏喜くんっ｣

ふるふると緩く首を振って快感に耐える慧人が愛おしくていじめたくなる。

｢見て。慧人の中に俺のすっぽり入っちゃってるよ｣

｢ぁぁあっ…言わなくていいっ｣

｢うわ、締まった。自分のこんな姿見て興奮してるだろ｣

してない、と言いたげな慧人に奥まで俺を突き立ててその言葉すら奪い取る。

｢よく見てて、繋がってるとこ｣

わざとゆっくり慧人から俺をギリギリまで抜いて、またゆっくりゆっくり挿し込んでいく。いつもより、もどかしくて弱い快感に慧人が震えるから面白くて仕方がない。

｢もっとっ、足んない、奥までしてくださっ｣

｢欲しがり｣

｢くっぁぁあ！いつもより、激しっ｣

｢当たり前じゃん。煽ったのお前だから｣