ぶろっこりーすぷらうとの幻想

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｢すいません、部屋まで運んでもらっちゃって｣

トイレから出てきた樹は突然そう言った。

｢なんでよ、俺が悪いんだから。ね？｣

俺の言葉に困ったように笑う樹。ここまで酷いことをしたのに、まだその笑顔を見せてくれるなんて思わなかった。

｢…嬉しかった、です。許可取らない割には優しくしてくれるし、好きって言ってくれて…｣

｢そんなこと言わないで。勘違いするから｣

｢勘違い、じゃないから｣

樹は俺にパフっと音を立てて抱きつくて、驚きのあまり何も出来ない俺に優しく唇を当てた。
予想外すぎて、唇が離されても動くことが出来ない。

｢俺、健太さんのこと｣

｢だめ、俺が言うから｣

キャラじゃないけど、今日だけはこんな健太でいさせてほしい。

｢好きです。俺と付き合ってください｣

真っ赤になった頬を包むように両手を添えると樹は幸せそうに笑った。

｢もちろんです｣




はい、今回のお話はまぽさんのリクエストでした！長っ！久しぶりに長いの書きました！無理矢理ってリクエストだったんですけど…ちょっと違うような…(TT)ごめんなさい＜(_ _)＞

なんで樹くんお腹壊したの、って思う方いらっしゃると思うんですけど、中に出した後にちゃんと掻き出さないとお腹壊しちゃうらしいんですよ。というわけで今回は完全に神谷健太氏のせいです。( ˙-˙ )

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本当にありがとうございます＼(^^)／
全部キリのいい数字でびっくりしました〜

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