初めての感覚。 ページ17
昔からそうだった。
ジスに嫌われないように必死に生きてきた。
「「Aは僕の大切な女の子」」
ジスが私のことをただの双子の妹だって
思ってても、どうにか嫌われないように。
ジスが私に大人にならないでって
何度も言うから、
ジスの前ではわがままになるし自分のことをAって子供のように呼ぶし、
「おはよ！A」
だから、昨日あんなに怒ったジスを見て
心底不安になった。
「おはよう、ハニ」
でも、ハニはジスが思ってるより悪い人なんかじゃない。
本当に良い人なんだ。
「昨日大丈夫だった？ごめんな」
私の頭の上に手をぽんっと置いて
グシャッとした。
「うん！全然大丈夫！」
ハニにはジスと違う優しさがあるし
暖かさがある。
いくらジスでもハニのことを
悪く言うのは許せなかった。
「でも、送らなくて良いよ。
駅から家近いもん」
「無理！お前みたいなバカ女でも
殺される可能性は大だからなあ」
「防犯ブザー持ってるし！大きな声出せるし！」
私が必死に身の安全をジョンハンに説明していたらいつの間にか目の前のハニは呆れたように笑ってた。
ジスも、私に初めてできた友達が
男だからきっと戸惑ってるのかな。
「お前は喋らなかったら可愛いのになあ」
って、ハニが私の頭を撫でた。
胸がドキッとした。
「ん？A？」
固まった私をみて頭にはてなマークを
浮かべるハニ。
「‥ハニ、今のもう一回やって」
「え？これ？」
そしてまた頭を撫でられた。
ハニの手はすごくで暖かい。
心臓がドキドキして
いつもよりハニがかっこよく見えた。
ー
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りさ - このお話やばいです。ほんとに。もうドキドキ半端ないし、続きが読みたくて夜も眠れないです笑笑。更新頑張ってください！ (2019年7月31日 1時) (
レス) id: 2327218ebe (このIDを非表示/違反報告)
すーさん(プロフ) - 凄く好き、本当に、 (2018年6月14日 19時) (レス) id: 387114ba65 (このIDを非表示/違反報告)
しし氏(プロフ) - るうさん» るうさんはじめまして！ありがとうございます！私も心臓痛いです（笑）（笑）これからも何卒よろしくお願いします！ (2018年4月2日 2時) (レス) id: 133883db89 (このIDを非表示/違反報告)
しし氏(プロフ) - ヤクさん» ありがとうございます！ (2018年4月2日 2時) (レス) id: 133883db89 (このIDを非表示/違反報告)
しし氏(プロフ) - るっちさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年4月2日 2時) (レス) id: 133883db89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しし氏 | 作成日時：2017年6月3日 0時
