告白 ページ41
しばらく経った日の昼休み
ミサキ「最近、テラと仲良いじゃん」
ミサキちゃんとは3年生でまた同じクラスになった
私「そうかな」
ミサキ「なに、目黒よりテラの方がいいかもって？」
私「そんなんじゃないよ。」
ミサキ「中学の時、目黒よりテラの方がモテてたよ」
私「そうなの？」
ミサキ「今は圧倒的、目黒だけど。正直どうよ？」
私「どうって？」
ミサキ「テラのこと」
するとそこに
原「なに？〇〇ちゃん、テラのことどう思ってんの？」
ミサキ「ちゃぼすは、黙っといて」
私「ちゃぼす？」
ミサキ「こいつは、ちゃぼす」
原「好きか嫌いで言ったら？」
私「…嫌いじゃない」
原「ひゅー！聞いた、テラ？」
寺西「は？」
原「〇〇ちゃん、テラのこと好きだってよ」
私「す、好きとは言ってないじゃん」
ミサキ「でも、嫌いな反対は好きでしょ？」
私「もう！」
ミサキ「顔、真っ赤じゃん」
原「テラも何照れてんだよ」
寺西「照れてねーし。〇〇ちゃん、放課後話あるから駐輪場で待ってて」
私「うん」
原「さては告白だな」
寺西「違うし！」
そして放課後
寺西くんは掃除当番だから先に待っとくように言われた
寺西「わりぃ、待った？」
私「うんん」
寺西「話なんだけどさ、」
私「うん」
寺西「俺たち、付き合わない？」
私「！」
寺西「いや、その、いきなりすぎたか、」
私「私でよければ」
寺西「え？いいの？」
私「私も、その…2年生の時に一緒にお昼ご飯食べよって初めて声かけてくれた日から、少しずつ気になり始めて、気づいたら」
寺西「俺も、目黒に頼まれて、一緒に過ごしているうちに」
私「あの時、声かけてくれなかったら、多分、私ずっと1人だっただろうな」
寺西「目黒のおかげだな」
私「だね笑」
こうして最後の高校生活よ幕があがった
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年1月24日 10時
