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新しい友達 ページ36
案の定、修学旅行の代休明けから
私はひとりぼっちになった
事情を知っているめめくんなら私とお昼ご飯、食べてくれるかな…？
秋祭りも誘いたいし
恐る恐るめめくんのクラスを覗くと
私に気づいたのは、めめくんといつも一緒にいる
原くんと寺西くん
原「あ！〇〇ちゃんじゃん！」
私「どうも」
寺西「もしかして目黒？」
私「そうなんだけど」
原「目黒ならしばらく来ないよ」
私「え？」
寺西「え？聞いてないの？」
私「なんのこと？」
原「あぁ、まぁ、な、テラ…」
寺西「う、うん、ま、とりあえず、しばらく休むみたいだから」
私「なんか、隠してるでしょ！」
原「俺らから言うのはちょっと言いにくいっていうか…」
寺西「目黒も〇〇ちゃんには、修学旅行で話すって言うてたから、てっきり知ってると思ってたんだけど、この感じだと話せてないのか…」
原「ま、1週間くらい休むって言うてたから、そうっとしといてあげて」
寺西「ずっと休むようだったら連絡してやってもいいかもしれないけど」
私「そっか」
原「てか、目黒に用があって来たんだよな。ごめんな」
私「うんん。お弁当、一緒に食べたかったけど、やっぱり1人で食べるわ」
寺西「1人って？」
私は事情を説明した
原「あぁ、なるほどね」
寺西「それなら、俺らと食べようよ。俺、目黒から『多分、〇〇1人になると思うから俺の代わりに横にいといて』って連絡きたし」
原「は？俺のとこには来てねーし」
私「ありがとう。じゃ、お邪魔させてもらいます」
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年1月24日 10時
