BLACK SCHOOL-ブラック・スクール- (ページ33)

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おぶってもらって、再びレンタルショップへ向かう途中

目黒「難波にいた子、〇〇の元カレ？」

私「違うよ。小中学の同級生だって。さっきも言ったよ？」

目黒「ふーん。〇〇ってモテるよね？」

私「どうして？」

目黒「絶対、あの子、〇〇のこと好きだと思うな」

私「ナイナイ」

目黒「あと、T高の子もね」

私「阿部くんのこと？」

目黒「そう」

私「私、樹くん以外の人と付き合ったことないよ」

目黒「じゃあさ…

私「あ、着いたよ。おぶってくれてありがとう。重かったでしょ？」

降りようとしたものの

私「ねぇ！」

めめくんを顔を覗き込んでみると

そのまま唇を奪われた

そして何事もなかったかのように

目黒「降ろすよ」

と言って降ろしてくれた

今日のめめくんなんか変

制服へ着替えたら、そろそろいい感じの時間になっていて

集合場所の新大阪方面へ向かった

なぜか、そこから無言で

私もスマホをずっと見ていた

新大阪駅に着くとお土産を大量に買った生徒たちで溢れていた

ミサキ「〇〇！久しぶり！」

1年生の時、同じクラスだっためめくんと同じ中学だったミサキちゃん

私「ミサキちゃん！クラス離れてなかなか話す機会がなかったもんね」

ミサキ「〇〇、新幹線、座席クラス関係なく自由って聞いた？」

私「そーなの？」

ミサキ「となり空いてる？いっぱい話したいことあるから」

私「いいよ」