京都 ページ31
康二くんと別れ、京都へ
口コミで高評価だった浴衣のレンタルショップに着いたものの予約なしで入れるのか…
店員「いらっしゃいませ」
目黒「あの、予約してないんですけど…」
店員「大丈夫ですよ。お客様、プランはどうなさいますか？」
目黒「じゃあ、このカップルプランで」
私「え！」
店員「カップルプランですね。では、ご案内いたします」
サラッと言ったけど
なにこれ、付き合ってる設定！？
不自然にならないようにしないと
店員「では、彼氏さんは2階の衣装部屋で、彼女さんはこの階の衣装部屋でお好きなお着物をお選びください」
目黒「じゃあ、また後でな」
私「うん。楽しみにしてる」
〜
店員「お着物、お決まりになりましたらお呼びくださいね」
そっか、さっきから浴衣、浴衣って言うてるけど
もう10月だもんな
着物か…
色々ありすぎて迷う
よし！これに決めた
着付けてもらって、カーテンを開くとめめくんが待っていた
私「お待たせ」
目黒「！」
私「どう？変？」
目黒「うんん、すっげー似合ってる」
私「ほんと？よかった」
目黒「でも、黒だと思っていたから、なんか意外」
私「そう？」
店員「では、お会計お願いします」
私「あ、あの髪の毛って…」
店員「すみませんが、カップルプランには、ヘアセットは含まれていなくて…オプションになってしまうんです」
目黒「大丈夫です。俺が結ってあげるんで」
私「結えるの？」
目黒「任せとけって」
店員「では、お2人で・・円です。お戻りは☆☆時まででお願いします。」
〜
レンタルショップを出るや否やすぐさま私の手を握っためめくん
目黒「このほうがデートっぽいじゃん？」
しかも、恋人繋ぎ
私「…うん//」
目黒「どっか、座れるとこ探そ。髪の毛結ってあげるから」
そして私たちはかの有名な鴨川へ
鴨川へ着くとカップルたちが等間隔で座り黄昏ていた
目黒「どうして欲しい？」
私「お任せします」
私はヘアゴム、櫛、ピン留め、をめめくんに渡し
私の後ろは周り髪の毛を結ってくれた
-
目黒「できたよ」
後ろは見えないだろうからとカメラで撮ってくれた
私「すごーい！ありがとう！」
目黒「そー言えばまだ何も食べていなかったな」
私「そーだね。ね！錦市場行こうよ！食べ歩きスポットなの！」
目黒「いーじゃん！行こ」
ーー
着物の色は、何色だと思いますか？
みなさまのコメントお待ちしてます。
ーー
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年1月24日 10時
