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康二「えー！久しぶりやん！もしかして、俺にサプライズで会いにきてくれたとか？もぅーやめてよーん」
室龍太「え？康二の彼女？俺、サプライズのお邪魔？」
康二「彼女ちゃうよー。ま、俺の幼馴染みたいなもんやな」
龍太「なーんや、彼女ちゃうんか！って、康二、たこ焼きのソース彼女の服に付いてるって！何してんねんな、ほんまに」
康二「だから彼女ちゃうて」
康二くんのお友達に言われ恐る恐る見てみると、べっちょり
私「あっ」
康二「うわ、どないしよ。それ、制服やんな。」
私「うん…」
康二「さっき、たこ焼き屋でお手拭きもろたからそれで拭いたらマシなるかな」
康二くんから渡されたお手拭きで拭いてみた
マシにはなったもののしっかりとシミになっていた。
その時だった
？「ナンパなら他当たってくれませんか？」
私「！めめくん」
目黒「俺の彼女なんで」
私「え？」
康二「あ、あのナンパじゃないんです。」
龍太「小中の同級生らしいっすよ。コイツ(康二)、高校進学とともにこっちに越してきて久々に再開したみたいで。」
全部、誤解のないように康二くんのお友達が説明してくれた
康二「ほんま、すんません。〇〇のカッターシャツ汚しちゃって。ぶつかった時にソース付いちゃって。それで、咄嗟に腕掴んじゃって」
目黒「そうだったんですね」
龍太「それは、そうと、お2人さんはもしかして制服デート？」
私「修学旅行で関西に来てて、今日の夜の新幹線で帰るの」
康二「何時の新幹線？」
目黒「20:00新大阪発」
康二「俺、19時に行く」
龍太「は？康二、お前、何言うてんねん」
康二「カッターシャツ、今すぐ洗ったら19時には間に合うやろ？」
龍太「その間、何着るねん？」
康二「俺、服買ったるから！観光してる間は、それで辛抱して！頼む」
私「大丈夫だよ、ブレザー着たら隠れるから」
私はカバンに入ってたブレザーを出して着た
康二「ほんまにごめん。じゃあ、俺がお2人に大阪をツアーしてあげる！」
龍太「それは、ええ迷惑やて。デートの邪魔したらあかんて」
康二くんは、ちょっぴりガッカリしてた
康二「この後、どこか回る予定あるん？」
目黒「〇〇と京都で浴衣デートしようかと」
私「え」
目黒くんに目で『するよな』と言われた気がして
私「あ、そうだったね」と話を合わせた
それやったら＊＊線に乗って▲駅で降りたらいいよと康二くんに言われ久々の再会を後にした
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年1月24日 10時
