おさぼり ページ24
9月になり新学期が始まった
高2の2学期は、ボリュームが沢山
文化祭に修学旅行…
今、文化祭の出し物を決めているんだけど、
みんな夏休み気分から抜け出せず、やる気ゼロ
私は学級委員だけども、文化祭の出し物は文化委員が中心に決まるから出番なし
暇だな…
あまりにも決まらなすぎて
先生「特別に携帯の使用を許可するから、調べる以外の使用は禁止」
と言った
私もマナーモードを解除すると
数分前に一件のLINEがきていた
目黒:〇〇のクラスも出し物、決めてるの?
私:うん
と送るとすぐに既読になり
目黒:保健室でサボろ
ときた
ざわついている教室の中で
私「先生!」
先生「!」
みんなが一斉に私の方をむきだして
私「保健室に…行ってきます」
と立ち上がり、先生の「おい!待て」って止めた声も聞こえず、
めめくんに返事する前に先に体が保健室へ向かっていた
保健室に着くとめめくん「だけ」がいた
先生もきっと授業以外でサボる人はいないと思ったのか、ただいま席を外しておりますのプレートがドアに飾っていた
目黒「遅い」
私「ごめん」
私たちはベットに腰掛けた
するとめめくんが私のほっぺに手を添え
思わず目をつぶった
そしたらデコピンをされた
私「いて…」
目黒「ボーとしてるから笑 最近、寝れてる?」
私「まだ夏休み気分が抜けなくて、つい夜更かししちゃ…」
と言い終わる前
気づいたらめめくんに腕枕されてる状態に
私「え?」
目黒「重たいとか気にしなくていいから。黙って俺の腕で眠ればいいんだよ」
お言葉に甘えて目をつぶってみるものの
寝られず
すぐに目を開けると
めめくんがずっと私の顔お覗き込んでいて
目が合った
目黒「!」
私「寝れない」
目黒「ふはっ!俺だってこの前、そんな感じだった」
私「え?」
ってことは…
もしかして…
目黒「この前、〇〇からキスしてくれたのも覚えてる」
なんでこの男はこんな恥ずかしいことを照れずに淡々と話せるんだよー!!!!
布団に隠れるも
目黒「いいじゃん、事実なんだから」
私「あ、あれは…ただの事故」
目黒「今更、忘れてとか無しな」
私「!」
目黒「もう一回、〇〇からキスして」
ここで私が何を言っても、この男は折れそうにないので
恐る恐るめめくんに近づいたが…
目黒「焦らすなよ笑」
そっからは完全、めめくんペースに
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作者名:彩華 | 作成日時:2022年1月24日 10時