・ ページ11
目黒「ただいまー」
私「おじゃまします」
目黒ママ「どーぞー」
家にあがると可愛いワンチャンも出迎えてくれた
目黒ママ「勉強のお邪魔したら悪いから、ココアたちあっちに連れていっとくね」
目黒「じゃーな」
とヨシヨシしてめめくんの部屋にはいった
白と黒を基調としたシンプルなお部屋
目黒「何ジロジロ見てんの」
私「すんません」
目黒「はい、コーンスープ」
私「ありがとう」
冷え切った体に染みる、コーンスープ
あったかくて美味しい
目黒「ずっと思ってたんだけどさ」
私「なに？」
目黒「〇〇ってなんでK高校なの？めっちゃ賢いじゃん」
私「え、賢くないよ。もっと偏差値の高い高校は山ほどあるんだし」
目黒「もうちょい上の高校、目指したりしてなかったの？」
私「行きたいなって思った高校は、あったよ。」
目黒「どこ？」
私「それ、言わないとダメ？だってK高校と偏差値20ぐらい違う高校だよ？高望みしすぎって思われちゃうじゃん」
目黒「T高校？」
私「え？なんで分かったの」
目黒「だいたい、その辺かなって。T高校ってあの子が通ってる高校だよね」
めめくんが言うあの子とは、
めめくんが文化祭の時の１回きりしか会った事ない
阿部くんのこと
私「阿部くん？」
目黒「名前までは覚えてないけど。文化祭の時に〇〇の地元友達が来たじゃん？その中にいたなって」
私「うん。阿部くんずっと模試でA判定もらってたからね。一緒に行こうって言われたけど、圏外だったから諦めちゃったな」
目黒「そっか…」
私「さ、勉強！勉強！」
そこから私たちは、追い込みに入った
数時間後
目黒ママ「ご飯できたよー」
目黒「おー」
私「わー美味しそう」
目黒ママ「トンカツ！テストと前日と言ったらねぇ」
ペロリとあっという間に完食
私「ご馳走さまでした」
目黒ママ「またいつでも来てよ！蓮！もう外も真っ暗だから送って行きなさい」
目黒「言われなくても送りますぅ」
私「お邪魔しました」
-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩華 | 作成日時：2022年1月24日 10時
