貴方に捧ぐ花言葉 ( 2 )

綺麗な寝顔 ページ3

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途中何度も「 無理 .. 」と俺の肩に顔を埋めてきた音ちゃん。



その度俺の心臓はぶち抜かれそうで ..




そして今、映画ももうすぐで終わりという時に夢の中へ向かった音ちゃん。



普段事務所で寝る時も顔を隠すからあまり見られへんけど、今は無防備にも顔を上げがちで寝ているため音ちゃんの貴重な寝顔を見れるチャンス。







「 可愛いな .. 」






そっと頬を撫でるもスベスベ肌に吃驚。



すっぴんの音ちゃん可愛過ぎやろ .. 。




こんなにも音ちゃんの寝顔を眺められるって俺運良すぎね？彼氏になれたら俺の特権やろ？







「 まじか .. 」





おっと、口に出てしもた。








でもこれ ..

音ちゃんと両想いって思っても良いやんな？



いやでも ..

ちゃんと音ちゃんから返事貰えるまであまり期待はせんほうが良いかな。



期待は70％だけにしとこ。( )








と、気づけば映画もエンドロールが流れていた。





そっと画面を消してスマホを置き、音ちゃんを見つめる。








「 .. 早う、返事待ってんで 」







そしてそのまま頬へ触れるだけの口付けをした。










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