転校先でバスケ部を作った4【黒バス】

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フェイクなしの、勝負か。


面白い。


しかも、緑間頭いいな。


切り返しまでやるとは…


3Pも。あれはすごい。


フォームの乱れもなし、力加減もパーフェクト。


それを普通にやるもんだから、これまた素晴らしい。


俺が教える必要があるのかってね。


「さっきの、感動しちゃったよ。」


緑間「？！そんなこと言ってる暇があったら、集中しろ！！」









…でも、帝光には変化がほしいなぁ…


つまんないし。









.









…だったら今教えればいいじゃねぇか。


「緑間、教えてやるよ。」


緑間「はぁ？！今か？！バカにしてるようにしか思えないのだよ！！」


緑間の言葉を無視して、口を開く。


「いいか？緑間は、さっきの3Pを完璧にするために毎日練習しているだろう？


少し腕に負担がかかってしまうかもしれない。」


スリーポイントラインで、やっとな感じだな。


「そんで、あの技は…たくさんの溜めを作らないと、あの高さは無理だ。


ジャンプする力をそのままボールに伝える感じ。


あ、膝のバネの力も使えよ？


利き手じゃない方は添えるだけ、ボールを持つ手だと、人差し指と中指を使って、ボールをコントロールする。


無駄な力は入れるな。どういうシュートになりたいかを想像しろ。









あとはやる気のみ！！」


…一通りコツを教えたつもりだけど、伝わってるか不安だな。

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