元保育士の本能【刀剣乱舞】

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「…つまり、君たちの本来は刀ってことでいいのか？」


こんのすけ「そうです！！車の中でも説明いたしましたぞ！！」


こんのすけから、また長ったらしい説明を受けた。


わかったことは、こいつらが刀で、


審神者がこいつらを育てる、ってことくらいだ。









「…騙したな、佐々木さん。」


審神者の仕事なんて、俺には無理だろ！！


見た目が子どもだと、あんなことさせられねぇ。


大人でも無理。


…俺、守る側なのに。


保育士の本能が働いてしまうな…









？4「主から強制帰還の指示が出た。


今から戻るぞ。」


いろいろな言葉が飛び交うが、みんなはしぶしぶ俺に背を向けた。


こんのすけ「わたくしたちも行きますよ！！」


「…あぁ。」


…ますます気が乗らなくなってきたな…









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？「…ねぇ。」









「…どうした？」


さっきの子が、俺の方へと駆け寄ってきた。









？「…僕は小夜左文字。あなたは？」









こんのすけ「審神者さま！！真名は教えてはいけませぬぞ！！」


小声で伝えてくれた。


「…俺はAだよ。」









小夜「…これあげる。」









「え？緑の紐と…柿？」


小さな手から二つのものを受け取った。


小夜「うん。他の僕は赤の紐で髪を結んでいるから…


僕は緑にすれば、僕が見つけやすいでしょ…？」


「…うん？」









小夜「…また、Aに会いたい。」









そう言って、走って行った。









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