元保育士の本能【刀剣乱舞】

18 ページ18

.









兄『え？！うそ？！Aが？！』


パニックになっている兄貴は、手が付けられないくらいうるさい。


「そんなことはどうでもいい。俺は急いでんだよ。」


兄『僕にとったらどうでもよくないよ…


…えと、なんだっけ？具体化させる方法？』


「おう。」









兄『どうだろうなぁ…









霊力を流すしか、方法はないと思うけど…』









…霊力を、流す…


「どうやって？」


兄『…僕は、刀持って…ひたすら念を送った。』


…想像できる。


兄貴は、霊力が大きいと聞いたことがあるが…


俺はどうなんだろう。


「…そうか。ありがとう。」









兄『Aが…！！ありがとうって！！山姥切国広！！聞いたか？！』


遠くで、聞いていない…と微かに聞こえた。


…御愁傷様だな。誰だか知らんが。


「…それだけ聞きたかったから。切るぞ。」


兄『ま、待って！！』


「…なんだ？」









.









兄『演練で会おうな！！』









「…会えたらね。」









…一応、尊敬してんだよ。









.

19→←17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す