転校先にはバスケ部がなかった【黒バス】 (ページ28)

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28ピンク色の子side ページ28

廊下のところでガングロを見つけた。

？「大ちゃぁぁぁああああああん！！」

大ちゃん？「？！なんだよ、さつき？！」

さつき？「あのね！超かっこいい人がいて！！」

そう言うと大ちゃんは、興味なさそうにへーって言った。

さつき？「それで！頭ポンポンされたの！！どうしよう！？

私、好きになっちゃったかも…」

…嬉しかったなぁ…恥ずかしくて逃げちゃったけど…

大ちゃん？「へー、それは良かったなー。」

棒読み？！もぉぉおおおお！なんでわかんないかなー！？

大ちゃん？「それより早くギャラリー行こうぜ！」

さつき？「あっ！ちょっと待ってよ！」

今思ったけど、あの人バスケ部だよね？

学校のジャージだったと思う。

試合に出るのかなぁ…？

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大ちゃん？「次の試合、始まるみたいだぞ。」

さつき？「本当だ。えっと、次は…＊＊中と…

ん？ここ、聞いたことない…」

＊＊中との対戦相手の学校が、聞いたことも見たこともなかった。

おかしいな…

どんな人たちだろうと思って、2階のギャラリーから、コートを覗く。

そして、1人の男の子が視界に入った。

.

さつき？「…え？えええええええ？！」

さっきのかっこいい人！？

やっぱり…見たことないと思った！

大ちゃん？「うるせぇよ！」

さつき？「あの人だよ！さっき言った人！」

そう言って、あの人を指差す。

.

大ちゃん？「…あの人か。」

さつき？「？どうしたの？」

なぜか、大ちゃんはあの人をガン見していた。