転校先にはバスケ部がなかった【黒バス】

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黒子「ごちそうさまでした。美味しかったです。」


「あーいどうもー。んで、もう1回寝るか？」









黒子「…いえ、せっかくですのでお話しませんか？結構元気になりました。」


「そうか？まぁ、黒子がいいって言うんだったら…


…で、何話す？」


話題切り出すのってキツイ。









黒子「そうですね…あ、僕、


来週のバスケの大会見に行くんです。」









…バレるじゃん。


「黒子1人でか？黒子んとこ出ないのか？」


黒子「はい。帝光は出ないんですよ。全中に力を入れてるので。


部活もその日ないし、せっかくだから勉強しに行こうかと。」


「勉強熱心だな。いいことだ！」









黒子「Aくんも、一緒に行きませんか？」









ごめんよ黒子ぉぉぉぉおおおおおお…


俺、出ますぅぅぅううううううう…


「ごめんな、その日用事入ってて…本当にすまん！」


黒子「大丈夫です。


…そういえばAくんって









バスケ好きなんですか？」


「あ、そっから？好き好き！！」


黒子「やっぱりそうでしたか。


バスケ、上手ですよね。教えるのもわかりやすいです。」


俺の心は癒された。


「さんきゅ！お世辞でも嬉しいわー！」


黒子「お世話ではないんですが…


Aくんはバスケ部ですか？









…あれ、でもAくんの学校、大会とかで聞かないような…？」


「まぁね。5年前に男子バスケ部なくなったらしいし。」


黒子「えっ、そうだったんですか。Aくん、もったいないですね。


帝光来ますか？


Aくんなら、2軍あわよくば1軍…だと思います。」


「1軍とか2軍って…そんな人数いるのか？」


黒子「…？はい。普通に100人以上はいますよ。」









…ひゃひゃひゃひゃ、100人…？！？！


「…すっげぇ…」


今日1でびっくりしたAであった。

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