転校先にはバスケ部がなかった【黒バス】 (ページ21)

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「…んんー…」

あれ、いつの間に寝て…え、今何時？

「19時か。結構寝たなぁ。」

黒子「…ん…Aくん…？」

「ごめん、起こした？」

黒子「大丈夫ですよ。」

「調子はどうだ？」

黒子「どうでしょう…頭がクラクラします…」

んー、動けないんだったらどうしようもないよな。

「俺ん家泊まるか？動けないだろ？」

泊まってもらうしかない！！

黒子「え？いいんですか？」

「1週間親いねぇんだよ。まぁ、黒子が良かったらだけど。」

黒子「泊まりたいです…！！」

目をキラキラさせないでくれ！！

黒子「親にメールしますね。」

「お、おう。」

行動が早いな。

黒子「…よし。Aくん、ありがとうございます。」

「困ったときはお互いさまさっ！何か食いたいものあるか？」

黒子「…そうですね。特にないです。」

その返答、結構困るよ…

「そんじゃー、お粥作るー！待ってろ、すぐ戻るわー」

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よっしゃ完成。デザートとかいるのか？

冷蔵庫に確かプリン入ってたなー。

入ってない日はないけど。

甘いものが好きだから！！

「黒子ー！！出来たー！」

急いで黒子の元へ！！

黒子「…そんな慌てたら、こぼしますよ。ありがとうございます。」

お盆をテーブルの上に乗せる。

待って、これ、どうやって食べるん？

…？！…もしかして、あのパターンか？！

「くくくくく黒子…あああああああああーん…」

黒子「やめてください。自分で食べれますから。そんな緊張しないでください。」

「あ、はい。」

お願いだから早口で言わないでくれ。