転校先にはバスケ部がなかった【黒バス】

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「大丈夫か？！」


前回ふざけちまったけど、ガチでやばい！？


黒子「…ゔー、Aくん…？大、丈夫で…す…」


そういう風には思わないけど？！


黒子の額に手を乗せてみる。









「あっつ！熱あんじゃねぇか！！なんで言わねぇの？！」


黒子「…熱？…ありませんよ、そんなもの…」


(´･Д･)」{無自覚)


…俺の出番だ！！


「黒子、俺の背中乗れ！」


黒子「なんでですかー？まだ…やれ、ま…」


「やれません！！早く乗れ！じゃないとお姫様抱っこすんぞ？！」









黒子「…いいですね…お願いします…」


いいんかーい！！


くそっ、そんなんだと俺が恥かくじゃねぇか…！！


こうなったら…余裕かましてやる！！


「よっと…お望みのお姫様抱っこだぜ。とにかく、俺ん家ここから近いから、行くぞ！」


黒子「…本当にお姫様抱っこするなんて思いませんでしたよ。」


「うっせ。黒子、動けないだろ？」


あ、意外とこのポジションいいな。


それより、軽い。軽すぎる。黒子が小さくてよかったわー。


「転んだらごめんな☆」


黒子「おろしてください。今すぐ。」


「うそ！嘘だって！！ごめんって！！」


てか、鍵どうやって開けるんだ？


まっいっか！着いてから考えよー！！


とにかく今は…









「A救急車通りまぁぁぁああああす！！」


黒子「…恥ずかしいですね。ちょっと死んだフリします。」

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