転校先にはバスケ部がなかった【黒バス】

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OKもらったので、ストバスin！！


笠松「…これでも一応部活後なんだよな…」


とか言いながら、ちゃっかりボール片手にゴール下いますよね！


「すいません！1回やってみたくて！！」


笠松「いいぜ。俺もAの実力気になってたところだしな。」


「3本先取でいいですか？」


笠松「おう。ボールはお前からでいいぞ。」









「むむむ…」


笠松「それと、負けたやつは飲み物奢れよ。」


余裕そうだー。さすが大会出場者は違うな…


「わかりましたよー！それでは始めますねー。」









まず、ゆっきーさんってどれくらい強いんだろ？


頭とか使ってそうだな…









笠松「無駄なこと考えてる暇あったら、隙を見せるな！！」


「あ。」


俺の手からボールを奪い、


そのままゆっきーさんは3Pを打った。


笠松「…うっし！！」


「あちゃー、マズイな…」









.









…なんてね。


俺は、ネットにくぐったボールを地面に1回バウンドさせ、









コートの端から雑に、だけど正確に片手で力強く投げる。


入ると確信して。









笠松「なにして…ッ？！」









それは、ネットに吸い込まれるように勢いよくくぐり抜ける。


…よかった。


笠松「こんなのありかよ…」


「よっしゃ、返せた！次はゆっきーさんからですよ？」


なぜか呆然としていた。


「…えっと…？」


笠松「Aって…いや、なんでもない。」


「え？なんですか？…ってちょっと待ってくださいよ！！！」


ゆっきーさんとの1on1はすごく楽しかった。









結果は、負けちまった！！



お互い2本ずつ取っててあと1本っていうところで俺がコケて、ボールこぼして、拾われて、シュートされた…


「…悔しい。」


笠松「おー、ジュースありがとよー。」


「どういたしましてでーす。」


やっぱり俺はダメダメだな。もっと練習しよう。


笠松「……。」

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