第1話 私とヴェルダナーヴァとギィ ページ3
私は見ている。物心が付いた時から。それが私の役目。
でも、とても大きくてたくさんの世界を一人で管理するのは大変だから、竜を生み出した。
それが、創世竜ヴェルダナーヴァ。彼には私が管理する星の一つの管理を任せた。
彼は、とても上手くまとめてくれた。たまに見てみると他の星とは違い人々全員が生き生きしていたわ。
私はとても嬉しく思ったの。だから、彼にはこれからも管理するように頼んだのよ。
それから彼は長い間その星を滅ばないように努めているの…。
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私が彼を生み出してから300年ぐらいたった日、とある一人の青年を連れてやって来たわ。
何でも彼は、かつて私が生み出した悪魔達の一番古いんだとかでヴェルダナーヴァの目に
とまり彼をヴェルダナーヴァが管理している星の調停者にしたいらしく、わざわざ報告に
来てくれた…のだけど正直「はい、どうぞ。」で済むのだけど…。ヴェルダナーヴァいわく
ヴェルダナーヴァ←(次からはヴェルダだけです。)「ちゃんと仕事が出来るかどうか、主が調べて下さい。」
だそうで、まあ私は、
『………さあ、どうかしらね。』
っていったら、
ヴェルダ「しっかり考えましたか?」
『……まあ、ね…。』
図星なのだけど……。
青年「ヴェルダナーヴァ、この女は誰だ?お前「主」って……。どういう事だよ。」
って彼が言うから、思わず、
『ヴェルダ、貴方、まさかなにもいわずに連れて来たとか言わないわよね?』
ヴェルダ「そういえば、いってませんね。」
ハア……ちゃんと説明しなさいよね…。!そういえば…
『貴方、名前は?』
ギィ「オレは、ギィだ。一応原始の赤、ルージュだよ。で、お前は?」
この悪魔…面白いわ。
『私は、貴方のいる星や、その他の星を作った者…。名をリギア·ディスティー。』
ギィ「リギア……。ヴェルダナーヴァとの関係は?」
『主と部下。』
ヴェルダ「主は、全ての世界の管理者であるんだよ。」
『まあ、そういう事。ヴェルダ、彼に任せたら?どうせ暇でしょうし…。どう、ギィ、
やってくれるかしら?』
ギィ「まあ、良いぜ。どうせすることもないしな。てゆうか、何でオレが暇だって分かるんだ?」
『私も暇だからよ。』
ギィ「フ〜ン。…なあ、気になったんだがよお前どんだけ強いんだ?一回オレと戦おうぜ」
私と戦う?……良いじゃない。ちょっとやってやろうじゃないの……。
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作者名:ジェミニ | 作成日時:2019年3月9日 18時