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着いたのはレストランからさほど遠くないショッピングモールだった
さすがに平日のこの時間だからか駐車場に止まった車の数は少ない
車を降りると降谷さんがそっと私の手を取り、ギュッと握る
「こうして貴方とデートするの久しぶりですね」
降谷さんの口調が少し変わる、
「はい、そうですね“安室さん“」
“安室透“降谷さんの偽名
いつからかは思い出せないが
「車、家の中以外は“安室透“として僕と接してくれ」
と頼まれ、それから私は外では彼のことを“安室さん“と呼ぶようにしている
最初のほうは「ふる…あむろさん」などと呼んでいたがさすがに今では間違えることの方が少ない
「Aさんはどこか見たいお店ありますか?」
降谷さんが私のほうを見て首を傾げる
「今日は安室さんにお任せします」
見たいお店は山ほどある…が、降谷さんといる時間を最小限に抑えたいので、今日は我慢、我慢…
「そうですか…、なら、あそこの店とかどうですか?」
降谷さんが明るい内装のお店を指差す
「良いですね、行きましょう」
私はわざと降谷さんの手を引っ張った
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シルフィ - 面白いです!!ゆっくりでも必ず見るので完結させてくれたら嬉しいです( ´∀`) (1月28日 16時) (レス) @page30 id: 5010c918af (このIDを非表示/違反報告)
にな - バッドエンドがいいです (2022年11月15日 16時) (レス) @page22 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
千穂 - コメント失礼します 初めて見た作品がこれなんですがものすごく面白かったです!面白い作品をありがとうございます! (2022年5月16日 17時) (レス) id: f9ae3e5711 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 初めてのコメント失礼します!ヤンデレの方も見てみたいです! (2022年5月7日 19時) (レス) id: 6a2b6438a5 (このIDを非表示/違反報告)
梢 紫音 - いろんな作品だしててすごいね! (2022年5月7日 17時) (レス) id: bc30efe259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛 | 作成日時:2018年7月17日 19時