三十四話 【第二部】 ページ40
警察学校を卒業し、役半年。
交番勤務を終え、私たちはそれぞれ各部署へと配属された。因みに私は無事公安部に配属され他のみんなも逆行前と同じ部署に配属されたことに安心感を覚えた。
そして今日、マンションにある私の部屋はとても騒がしい。それは何故か、そう
「飲み会だからだーーー!!!!」
「うわっ、Aいきなりどうしたの?
もう酔った?」
「お前そんなに弱かったのか?」
「もう水にしとくか?」
「吐くならちゃんとトイレいけよ」
「なんならもう寝ていいよ?
あとは俺たちで楽しんどくからな!」
「いや皆私がすでに酔ってる前提で話してるけどまだ一本目だからね??
って言うか、さっきから家主に向かってその態度はなんなの?この憩いのひとときを過ごす場を提供しているA様に対してちょっくら態度がなってないんじゃないのかい?」
「Aが男気ジャンケン!とか言って一人勝ちするからこうなったんだろ?」
「しかも勝った直後よっしゃ勝ったー!!!とか言って喜んでたし馬鹿としかいいようがない」
「…さぁ、飲もう飲もう!!」
腰に手を当て手元に置いてあったチューハイを豪快に飲む。堪んねえぜ、まったく。
「もう私こいつと結婚するわ」
「賞味期限が切れるまでの儚い結婚生活だね」
「…なんか悲しくて泣けてきたんだけど」
いや泣いてないけどね?箸を手に取って唐揚げを挟み口に運ぶ。この外はカリカリで中は柔らかい美味しさ!堪んねえぜ
「もう私こいつと結婚する」
「おまっ、何股する気だ?」
「美味しいものはみんなオレの嫁だ」
「Aお前なぁ…」
「いーじゃん!そのうちきっと報われるし!
それに私だって好きな人くらいちゃーんと居るし」
一同がバッという効果音が着きそうなスピードで私の方を向いてくる。
お、おうなんだ?ちょっと怖いんだけど…アッ、これあれか集団行動の番号確認のやつ。だとしたらこれ満点だな、よく出来ましたった通信簿に書きたい。って言うか
「ご、ごめん…嘘ついた」
なんだよーみたいな反応をしてため息をつく皆の者。ごめんだって、そんな怒んないで!!まさかここまでみんなが信じると思わなかったAの可愛い出来心だったのよ!!
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ゆっきー(プロフ) - 黒姫♪さん» 了解しました!ありがとうございます( *˙ω˙*)見に行かせて頂きますね!(●´ω`●) (2018年12月30日 12時) (レス) id: 22c781a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫♪ - ゆっきーさん» いえいえ。 私も体に気を付けますね! 私の作品の題名は、[名探偵コナン]白から黒に染まった運命と言います。 是非とも私の作品で感想もお願いします。 (2018年12月30日 12時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 黒姫♪さん» こんにちは!閲覧、温かいお言葉ありがとうございます!最近本当に寒いですよね…黒姫さんもお体に気をつけて下さいね( *˙ω˙*)ぜひぜひ、読ませて頂きたいです!それで、御手数お掛けしますが題名を教えて頂いてもいいですか…?|´-`) (2018年12月30日 12時) (レス) id: 22c781a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫♪ - とても面白かったです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 寒い日が続いているので体に気を付けてくださいね? 私も名探偵コナンの作品を書いているので良かったら読みに来てください。 もし、私の作品の題名がわからない時には、教えますか? (2018年12月30日 12時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - サクラサクさん» はっ(゜ロ゜) (2018年12月29日 13時) (レス) id: 22c781a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2018年11月4日 22時