三十一話 ページ35
「屋上って普段鍵かかってなかったか…?」
「やあねえ、気のせいよ」
もう、何言ってるの〜と笑いながら屋上の扉に手をかける。うん、昼間のうちに教官の目を盗んでパチッた鍵で開けるなんてするやついる訳が無い。まったく、そんな奴がいたら見てみたいもんだぜ。
そして扉を開けると杏子が遅いぞA!と言う。おい、なんで私がちんたらしてた設定になってるんだ!ぐるるると威嚇すると降谷がお前警察犬の方が向いてるんじゃないか?とか言ってくる。
アッ、確かにそうかも…って
「んなわけあるか!!!」
「こらA大声出さない!!」
「お前らそんなすぐ喧嘩すんじゃねえよ。な?」
「アニキ…」
「それにしてもめちゃくちゃ綺麗だな」
「それなー!」
その言葉に言い合いを中断してみんなで揃って夜空を見上げるとそこには、雲ひとつなくまさに快晴と言った空がが広がっている。うん、これは私の日頃の行いが良かったからだな。間違えない。
「てか皆二つ返事でOKとか最後の最後まで普通に規則破るよね」
「今に始まった事じゃねえだろ
大体Aと東も俺達が断らねえ事分かって誘ったんだろーが」
「だって杏子。お主も悪よの〜」
「いやいや、マジの言い出しっぺAだからね?」
「私過去は振り返らない主義なのよ」
第二ラウンドのゴングが鳴らされるまさにコンマ何秒前の瞬間、諸伏が俺達ももう卒業か…と呟いた。
「長いようであっという間だったな」
「半年って案外短いもんだよね」
「愛の拳事件ももう一か月前だな」
「あーそんなのあったあった」
「元凶が忘れてどーすんのよ」
「で、結局松田ってどっちが本体なの?」
「サングラスだろ!」
「てめぇ萩原、殴るぞ」
スパーンと言うとてもいい音を鳴らす松田に萩原がもう殴られてますけど!?とツッこむ。うん、今のツッコミは座布団三枚レベルかな
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ゆっきー(プロフ) - 黒姫♪さん» 了解しました!ありがとうございます( *˙ω˙*)見に行かせて頂きますね!(●´ω`●) (2018年12月30日 12時) (レス) id: 22c781a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫♪ - ゆっきーさん» いえいえ。 私も体に気を付けますね! 私の作品の題名は、[名探偵コナン]白から黒に染まった運命と言います。 是非とも私の作品で感想もお願いします。 (2018年12月30日 12時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 黒姫♪さん» こんにちは!閲覧、温かいお言葉ありがとうございます!最近本当に寒いですよね…黒姫さんもお体に気をつけて下さいね( *˙ω˙*)ぜひぜひ、読ませて頂きたいです!それで、御手数お掛けしますが題名を教えて頂いてもいいですか…?|´-`) (2018年12月30日 12時) (レス) id: 22c781a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
黒姫♪ - とても面白かったです。 更新、自分のペースで頑張ってください。 寒い日が続いているので体に気を付けてくださいね? 私も名探偵コナンの作品を書いているので良かったら読みに来てください。 もし、私の作品の題名がわからない時には、教えますか? (2018年12月30日 12時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - サクラサクさん» はっ(゜ロ゜) (2018年12月29日 13時) (レス) id: 22c781a7f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきー | 作成日時:2018年11月4日 22時